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まるで実直な生徒のよう…“仕事人”S・ロベルト「チームを助けたいだけ」

バルセロナでプレーするセルジ・ロベルト [写真]=Manel Montilla

 バルセロナはスペイン代表MFセルジ・ロベルトとの契約延長交渉を進めている最中だ。同選手の契約解除金はたった4000万ユーロ(約54億円)であるため、今夏の移籍市場ではいわゆる掘り出し物となっていた。そして、それは今も変わらない。

 セルジ・ロベルトの契約は2019年6月に終了する。その交渉は、同じく2019年6月に契約終了を迎えるスペイン代表DFジェラール・ピケと同時進行で進められるだろう。現在までのところ、クラブはセルジ・ロベルトの代理人と交渉の日程を決めていないが、どちらも前向きであることは確かだ。今シーズンも好調なセルジ・ロベルトに焦りはなく、時間があることも有利である。

 将来の問題はさておき、現在のセルジ・ロベルトは、バルベルデ監督から与えられるチャンスを最大限に活かしている。どのポジションで起用されても関係なく活躍するのがセルジ・ロベルトだ。最後にそのユーティリティ性を発揮した試合は、チャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング戦である。

 フランス代表FWウスマン・デンベレが離脱したあと、バルベルデ監督は右ウイングにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表FWジェラール・デウロフェウ、同代表DFアレイクス・ビダル、同代表MFデニス・スアレス、ポルトガル代表MFアンドレス・ゴメスらを試した。その結果、指揮官がCLのスポルティング戦に起用したのはセルジ・ロベルトだった。「僕が望むのはチームを助けることなんだ。スポルディング相手にウイングでプレーすることになったけど、ディフェンス時には中盤の中央で数的有利を作るために動いた。良い感触だったし、満足しているよ」。試合後、セルジ・ロベルトはそのように話している。

セルジ・ロベルト

ラス・パルマス戦にも出場したセルジ・ロベルト [写真]=Getty Images


 セルジ・ロベルトは、先生の指示に従う生徒のようである。今の先生はバルベルデ監督だが、これまでのキャリアにおいても、監督の指示にはつねに忠実だった。それはスポルティング戦にも表れている。「監督からの要求に応じることと、チームを助けること。僕がいつもチャレンジしているのはそれだよ。リスボンでは前線の選手としてたくさん攻撃に参加したけど、守備の場面では後方にポジションを取り、その後は左サイドでもプレーした」 。

 バルセロナでレギュラーポジションを得ることがどれだけ難しいことであるか、セルジ・ロベルトは十分理解している。そのうえで下部組織出身のこの選手は、ジョーカーとしての役割を喜んで受け入れている。「僕の望みはプレーすることだ。ピッチに立てればそれだけで満足さ。もし中盤でプレーできないのなら、今回のように相手ゴールに近いポジションでも構わない。さらにゴールを狙うことができるからね」。ユーティリティー性を武器にセルジ・ロベルトは、今日も監督の指示に忠実である。

(記事提供:ムンドデポルティーボ日本語版

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