ラス・パルマス移籍を希望しているFWヘセ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンのスペイン人FWヘセ・ロドリゲスを巡る移籍問題が、決着に向かっているようだ。スペイン紙『アス』が27日付で伝えている。
ヘセを巡っては、出身地のクラブであるラス・パルマスがレンタルでの獲得を目指しており、同選手も移籍を希望していると報じられていたが、高額な年俸を負担できるクラブに貸し出したいというパリ・サンジェルマン側の意向からここまで移籍は成立せず。26日には、ミドルスブラが同選手のレンタル移籍でクラブ間合意に達したと一部メディアが報道していた。
同紙はラス・パルマスのミゲル・アンヘル・ラミレス代表のコメントを掲載。ラミレス氏は「ラス・パルマスはヘセを巡って争っているチームとは(金銭的には)競えない」とし、条件面では不利な状況であることを認めている。しかし、「選手はここに来たいと思っている。我々は獲得に向けて猛プッシュする準備ができている」とし、移籍実現に向けてさらに働きかけていくつもりであることを明言した。
「明日には我々が彼を獲得できるかどうか分かるだろう」と、ラミレス氏は24時間以内での決着を示唆。そのうえで「私はとても興奮している。今よりも彼の獲得に近づいたことはなかった」と続け、同選手獲得の可能性が高まっていることを明らかにしている。
By サッカーキング編集部
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