バルセロナがコパ・デル・レイ準決勝進出を決めた [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝セカンドレグが行われ、バルセロナとレアル・ソシエダが対戦した。
同大会2連覇中のバルセロナは19日に行われたファーストレグ、“鬼門”となっていたレアル・ソシエダの本拠地アノエタで約10年ぶりの勝利。優位な状況でセカンドレグをホームで迎えた。スターティングメンバーには、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの3トップ“MSN”などが名を連ねた。GKには、オランダ代表ヤスパー・シレッセンが起用されている。
試合は17分、ホームのバルセロナが先制に成功。エリア外中央でボールを持ったメッシがエリア付近右のスアレスにパス。これをダイレクトでエリア内右に流すと、走り込んだデニス・スアレスが右足を振り抜き、ゴール左下に決めた。前半はバルセロナ1点リードで折り返した。
後半は一転、両チーム点の奪い合いとなる。55分、左サイドを抜け出したネイマールがエリア内でイニゴ・マルティネスに倒されてPKを獲得。キッカーを務めたメッシがゴール右下に決め、バルセロナがリードを2点に広げた。
その後、62分にレアル・ソシエダがフアンミのゴールで1点を返したが、直後の63分にはバルセロナがスアレスの得点で再びリードを2点に。すると、73分にレアル・ソシエダが再度1点差に詰め寄る。右サイドのセルヒオ・カナレスからのクロスをエリア内中央でウィリアン・ジョゼが合わせ、ボールはゴール左に突き刺さった。
それでもバルセロナは試合終了間際、80分にアルダ・トゥラン、82分にはD・スアレスにこの試合2ゴール目が生まれ、リードを大きく広げた。
試合はバルセロナが5-2で勝利。レアル・ソシエダに連勝したバルセロナは、2戦合計6-2でベスト4進出を決めた。
次戦は29日に行われるリーガ・エスパニョーラ第20節、バルセロナは敵地でベティスと、レアル・ソシエダは敵地でレアル・マドリードと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 5-2(2戦合計6-2) レアル・ソシエダ
【得点者】
1-0 17分 デニス・スアレス(バルセロナ)
2-0 55分 リオネル・メッシ(PK)(バルセロナ)
2-1 62分 フアンミ(レアル・ソシエダ)
3-1 63分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
3-2 73分 ウィリアン・ジョゼ(レアル・ソシエダ)
4-2 80分 アルダ・トゥラン(バルセロナ)
5-2 82分 デニス・スアレス(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
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