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アウェーで弱いエイバルとホームで弱いレガネス…苦手を克服するのは? /リーガプレビュー

2016.12.17

乾所属のエイバルは18日にレガネスと対戦する [写真]=Getty Images

 MF乾貴士が所属するエイバルは前節、ホームでアラベスとドロー(0-0)に終わったものの、通算6勝4分5敗として8位を何とか死守した。9位エスパニョールと同ポイントで並ぶチームは、6位アトレティコ・マドリードまで3ポイント差と上位を射程圏内に入れているものの、10位ラス・パルマス、11位マラガ、12位セルタの3チームとも1ポイント差と下位からの突き上げの方が厳しい状況にある。

 アウェーに移っての今節は、故障中のスペイン人MFフラン・リコおよび同DFイバン・ラミスは引き続き欠場する一方、負傷明けの同GKアシエル・リエスゴはスタメン復帰が期待されている。また、前節は今シーズン初めてノーゴールに終わったため、攻撃陣にはメンバー変更の可能性が十分にあるものの、乾は8試合連続の先発が予想されている。

 対するレガネスは前節、アウェーでラス・パルマスとドロー(1-1)を演じ、通算4勝3分8敗として15位をキープした。しかし、降格圏内の18位スポルティング・ヒホンまでは3ポイント差と、依然として予断を許さない状況に置かれている。

 ホームに戻っての今節は、引き続き多数の故障者を抱えているうえ、累積警告のスペイン人DFビクトル・ディアスおよびアルゼンチン人DFマルティン・マントバーニが欠場となるため、メンバー的には非常に厳しい。一方、最終ラインはここ2節と同様に5バックが採用され、前線は前節のゼロトップからブラジル人FWルシアーノを起用したワントップに戻されると見込まれている。

 順位の上では大きな差がある両チームだが、エイバルのアウェーでの成績もレガネスのホームでの成績も1勝2分4敗と全く差がない。エイバルは失点の多さ、レガネスは得点の少なさと、それぞれ対照的な課題を抱えているが、拮抗した好勝負が繰り広げられそうだ。

By WOWOW

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