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国王杯決勝をめぐる論争…カタルーニャ州独立象徴旗が持込禁止に

カンプ・ノウで掲げられたエステラーダ(写真はリーガ第9節のエイバル戦) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 22日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝で、バルセロナセビージャが対戦する。アトレティコ・マドリードの本拠地ビセンテ・カルデロンで開催される同試合について、カタルーニャ州のメディアを中心に大きな論争が起こっている。

 コパ・デル・レイ決勝において、カタルーニャ州(スペイン北東部の自治州/州都はバルセロナ)の独立支持を表明する非公式旗であるエステラーダ(星付き旗)の持ち込みをスペイン警察が認めない模様。スポーツ法に基づく処置で、マドリード州の委員が発表した。「独立をアピールすることによって会場の緊張感を高める」ことが理由とされている。また、国王や国歌斉唱時にブーイングが起こった場合は、処分が下される可能性があることを示唆した。

 今回の発表に対して、バルセロナは表現の自由を侵害していると抗議の声明を出し、またマドリードの裁判所に訴えを提起。また地元メディアによれば、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がビセンテ・カルデロンの貴賓席に向かわず、決定への抗議を示すのではないかと報じられている。

 かつてバルセロナで活躍した元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフ氏、カタルーニャ州出身のスペイン人FWボージャン・クルキッチ(現ストーク)らが意見を表明し、多くの政治家も今回の件に言及している。

 エステラーダがフットボールの場において議論の的になったのは、今回が初めてではない。昨年9月29日に本拠地カンプ・ノウで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のレヴァークーゼン戦でエステラーダが揚げられたことが政治的メッセージとみなされ、UEFA(欧州サッカー連盟)はバルセロナに罰金処分を命じていた。

 22日に行われるコパ・デル・レイ決勝、ビセンテ・カルデロンで果たしてエステラーダは掲げられるのか。バルセロナのサポーターは試合前のスペイン国歌、貴賓席に座るスペイン国王に対してどんなリアクションを示すのか。大きな話題となりそうだ。

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