レアルは最終節でデポルティーボと対戦する[写真]=Getty Images
終幕を目前にしてアトレティコ・マドリードがよもやの形で脱落したことで、バルセロナとレアル・マドリードの2大クラブによる一騎打ちとなった優勝争い。現地14日に行われる最終節では、自力優勝の権利がある首位バルセロナは16位グラナダと、1ポイント差の2位R・マドリードは13位デポルティーボといずれもアウェーで対戦する。
レアルにとってデポルティーボの本拠地リアソールは、かつては17年間白星の無い鬼門となっていたが、2009‐10シーズン以降は3勝1分と苦手意識を克服している。中盤の要であるクロアチア代表MFルカ・モドリッチにとっては、入団以来2連勝とむしろ得意なスタジアムに分類されるようで、一時は10ポイント差を付けられていたバルセロナを逆転しての優勝に期待を寄せた。
「僕達は諦めずに自分達の事を信じて戦い続けて来たが、目標の首位まであと1ポイントのところまで来た。それゆえ、最終節でもあらゆる事が起こり得るだろう。リアソールには良い感覚しかないので、逆転でのリーガ優勝が祝えることを願いたいね」
一方、レアルに移籍後の初試合で敗れるなど、入団から3連敗を喫したリアソールには嫌な記憶も残っているブラジル代表DFマルセロは、デポルティーボの順位以上の実力を警戒した。
「どのチームもR・マドリードと対戦する時は最大の力を発揮してくるので、日曜は素晴らしい試合になるだろう。デポルティーボは好選手を揃えた危険なチームなので、戦い方を心得てプレーしなければならない。謙虚な姿勢をもって、落ち着いてボールを支配する必要がある」
By WOWOW