レアル・マドリードに勝利したアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第26節が27日に行われ、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが対戦した。この試合における両チームの走行距離が発表され、アトレティコ・マドリードが約11キロメートル上回っていることがわかった。28日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
試合は53分にフランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンが挙げた1点を守り切ったアトレティコ・マドリードがレアル・マドリードに勝利を収めた。この試合でアトレティコ・マドリードが全選手合計で約119キロメートル走っているのに対して、レアル・マドリードは約108キロメートルしか走っていないというデータが発表された。仮に選手11人で計算すると、1人当たり1キロメートルほどの走行距離の差があることになる。
データによると、この試合で最も走行距離が長かったのがU-21スペイン代表MFサウール・ニゲスで、13.08キロメートル。それに次いで、12.26キロメートル走ったスペイン人MFガビ、12.25キロメートル走ったスペイン代表MFコケと、アトレティコ・マドリードの選手が続いた。
一方で、レアル・マドリードで最も長い距離を走ったのはドイツ代表MFトニ・クロースで、11.05キロメートル。アトレティコ・マドリードの平均走行距離(約10.8キロメートル)と同じくらいの距離でしかないことがわかる。
アトレティコ・マドリード戦に敗れ、首位バルセロナとの勝ち点差が「12」まで広がってしまったレアル・マドリード。走行距離が必ずしも結果に繋がるとは限らないが、1つの敗因だったかもしれない。