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レアル&アトレティコも補強禁止処分へ…未成年者の移籍でルール違反か

10月のダービーで対戦したレアル・マドリードとアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)がレアル・マドリードアトレティコ・マドリードに対して、移籍に関してルール違反があったとして、処分を下すことが濃厚だとわかった。27日付のスペイン紙『アス』など各紙が報じている。

 同紙によると、レアル・マドリードアトレティコ・マドリードは、18歳以下の選手の移籍に関してルール違反を犯したと見られている。FIFAの規律委員会は9月に両クラブに関する調査を終え、すでに何らかの処分が下されることは決定していたという。しかし、最終決定が下される前の9月17日に、FIFA事務局長のジェローム・ヴァルケ氏がワールドカップ・チケットを不正に販売した疑いで無期限の停職処分を受けたため、現在は両クラブの処分が延期されているようだ。


 2014年4月に18歳以下の選手の移籍に関してのルール違反を指摘されたバルセロナは、45万スイスフラン(約5300万円)の罰金と2015年冬と同年夏の移籍市場で選手登録禁止処分を受けた。これにより、現在はアトレティコ・マドリードから獲得したトルコ代表MFアルダ・トゥランとセビージャから獲得したスペイン代表MFアレイクス・ビダルをトップチームに登録できずにいる。また、下部組織では多くの外国籍選手が退団を余儀なくされている状況だ。

 レアル・マドリードアトレティコ・マドリードでも同様の違反が認められれば、両クラブも重い処分を受けることになりそうだ。

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