夏にバルセロナを退団したMFシャビ [写真]=Getty Images
この夏、カンテラ(下部組織)時代から24年間過ごしてきたバルセロナを退団した元スペイン代表MFシャビが、自身が抜けてから初となった現地21日の“クラシコ”を振り返った。
現在はアル・サッド(カタール)でプレーするシャビは、古巣バルセロナが敵地サンティアゴ・ベルナベウで宿敵レアル・マドリードに4-0で圧勝した一戦を、心の底から満喫したことを説明した。
「今回の“クラシコ”は本当に楽しめたよ。バルセロナが全ての面でレアル・マドリードを凌駕していたからね。ベルナベウでの4-0というのは歴史的なことだし、そのうえプレー内容も圧倒的だった。バルサはレアルにフットボールをレッスンしたと思っている」
シャビはまた、バルセロナがもっと大差を付けてレアル・マドリードを粉砕する試合になっていた可能性に言及した。
「“マニータ”(小さな手、5得点を決めた試合の俗称)にはならなかったけれども、チャンスの数を考えればもっと点が入っていてもおかしくなかった。レアル・マドリードにも2~3回決定機はあったが、バルセロナには少なくとも明らかなものが20回はあった。それゆえ、とんでもないバルセロナのゴールラッシュになっていた可能性もある」
一方、自身の後を受けて主将に就任したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが2点目のアシスト、3点目のゴールと大活躍したことを喜んだシャビは、後輩たちの活躍を手放しで称賛した。
「全ての選手が素晴らしかったけれども、とりわけイニエスタは見事だった。ゴールを決めたシーンは圧巻だったね。セルヒオ・ブスケツ、イニエスタ、ネイマールによるレクチャーなど、チーム全体が10点満点だった。クラウディオ・ブラボの活躍も忘れちゃいけないね」