ビジャレアル戦に途中出場した乾貴士 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第12節が22日に行われ、ビジャレアルとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦した。乾は3試合連続のベンチスタートとなった。
現在6位のエイバルは第9節のバルセロナ戦こそ敗れたが、その後はラージョ・バジェカーノとヘタフェを破り2連勝。好調を維持している。一方、5位のビジャレアルは前節のバルセロナ戦を0-3で落とし、両チームの勝ち点差は1に縮まった。今節は5位、6位直接対決となった。
序盤からビジャレアルがチャンスを作る。9分、エリア内でパスを受けたセドリック・バカンブが決定機を迎えたが、シュートは枠を捉えなかった。
先制したのはエイバル。27分、右サイドからクロスが上がると、ニアのボルハ・バストンがワントラップから横パス。これをセルジ・エンリクがゴール右に決め、先制に成功した。
41分、ビクトル・ルイスがエリア内でボルハ・バストンを倒してしまい、エイバルにPKが与えられる。キッカーのダニエル・ガルシアが左下を狙ってシュートを放ったが、ここはGKアルフォンス・アレオラに阻まれてしまい、追加点を奪えない。
試合終盤に差し掛かった76分、エイバルはケコがハンドにより2枚目のイエローカードを受けて退場。10人での戦いを強いられる。エイバルは79分にサウール・ベルホンを下げて乾を投入した。
すると85分、左サイドからボールを持ち上がったハウメ・コスタが、デニス・スアレスとのパス交換からエリア内左に進入。ゴール右下にシュートを決め、同点に追いついた。
その後もビジャレアルの猛攻が続いたが、最後はエイバルがなんとか逃げ切り、1-1のドローに終わった。エイバルの連勝は2で止まった。なお、乾は79分から途中出場し、試合終了までプレーした。
By サッカーキング編集部
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