C・ロナウド(右)のPKを止めるD・アウヴェス(左奥) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第36節が9日に行なわれ、バレンシアは敵地でレアル・マドリードと対戦した。試合後、先制ゴールを決めたスペイン代表FWパコ・アルカセルがインタビューに応え、同日付のスペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
優勝争いを演じるレアル・マドリード相手に2点のリードを奪ったバレンシア。最終的には追いつかれてしまったが、チャンピオンズリーグ出場権圏内の4位以内を守るために勝ち点1でも積みあげたかったため、強豪相手に大きなドローとなった。
アルカセルは試合を振り返り「僕たちはとても強いチームでタフな戦いを見せた。目標に大きく近づくことが出来たね」と、まずレアル・マドリードを相手に一歩も引かない戦いを披露出来たことを喜んだ。
前半アディショナルタイムに、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのPKを見事なセーブで止めるなど、幾度と無くピンチから救った元ブラジル代表GKジエゴ・アウヴェスについては「彼は自身が偉大なGKであることを証明したね。彼はチームスピリットにあふれた人物で、説明は必要ないほどさ。あんなにすごいGKは見たことないよ」と、プレー面だけでなく人格までもが優れていることを明かしている。
なお、D・アウヴェスはこのPKストップで元バルセロナのGKアンドニ・スビサレッタ氏が持つリーガ・エスパニョーラ記録に並んだ。
次節、バレンシアはホームにセルタを迎える。