バルセロナで活躍を見せるスアレス [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、10年前の2004-05シーズンにバルセロナに入団したFWサミュエル・エトオ以来の活躍しているストライカーだと、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在イタリアのサンプドリアに所属する元カメルーン代表のストライカーは、バルセロナ入団した初めてのシーズンで、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグで29得点を決め、1試合平均0.64得点という高い数字を残している。エトオが2008-09シーズンを最後に退団してから、バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがストライカーの役割を果たしているが、1シーズン目にゴールという結果をエトオ以上に残すことはできていなかった。
元フランス代表FWティエリ・アンリはバルセロナに入団した最初のシーズンで、47試合で19得点を記録。1試合平均0.4得点という記録で周囲が期待したような活躍はできなかった。
スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは41試合で21得点。1試合平均0.51得点という結果を残したが、バルセロナのシステムに適応することができず、1シーズンで退団している。
チリ代表のFWアレクシス・サンチェスもイタリアのウディネーゼで素晴らしい活躍をして、バルセロナに入団したが、最初のシーズンは38試合14得点。1試合平均0.36得点で、今はアーセナルでプレーしている。
昨シーズンがバルセロナで1年目だったネイマールは39試合で14得点とA・サンチェスよりも低い数字を残している。
一方で今シーズン、入団したスアレスはこれまでに33試合で18得点を奪っており、1試合平均0.54得点を記録。スアレスはチャンピオンズリーグの舞台に強く、マンチェスター・C戦、パリ・サンジェルマン戦と2得点ずつ奪っており、大舞台で際立った活躍を見せている。得点率も高く、バルセロナはエトオ以来の“9番”を手にしたと、スアレスのパフォーマンスを称えている。