レンタルでレアルに加入しているFWエルナンデス [写真]=Getty Images
FWハビエル・エルナンデスが、レアル・マドリードでの出場機会が少ないことに不満を漏らした。スペイン紙『マルカ』が30日に伝えている。
エルナンデスは、昨夏にマンチェスター・Uからレアル・マドリードへレンタル移籍で加入。リーガ・エスパニョーラで13試合に出場し、3得点を挙げているものの、先発出場は1試合のみという状況に苛立ちを感じているようだ。
「この2年間にはフラストレーションが溜まっている。練習では自分の持てる力をすべて出してチームのためにプレーしているのに、実際の試合ではなかなかチャンスを与えてもらえない。一番大事な試合には出してもらえないんだ」
唯一の先発出場となった第8節のレバンテ戦で、エルナンデスは1ゴール1アシストを記録。カルロ・アンチェロッティ監督の期待に応えてみせたが、その後は再びベンチを温めることが多くなっている。
エルナンデスは出場機会の少なさに「泣いたよ」と、レアル・マドリードでの処遇に涙を流している。
28日には、メキシコ代表としてエクアドル代表との親善試合に出場。ゴール前に猛然と切り込み放った豪快なシュートは、相手GKが反応する間も与えず右サイドネットに突き刺さり、“ストライカー”としての存在感を発揮した。