2014.12.26

カシージャスが勝ち取った、2014年レアル・マドリードの正GK争い

イケル・カシージャス
レアル・マドリードのGKイケル・カシージャス [写真]=Real Madrid via Getty Images

 2014年、レアル・マドリードの正ゴールキーパー争いは何度も議論の対象となった。キャプテンのイケル・カシージャスは2014年が始まった時はリーガ・エスパニョーラでベンチに座っていた。しかし先発で起用されたコパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグでは正ゴールキーパーとしてプレーして、タイトルを獲得。

 一方リーガでスタメンだったディエゴ・ロペスは個人としてはいい数字を残しながらも、タイトルを奪えず、夏に退団することにあった。D・ロペスに代わり、レアル・マドリードに入団したケイロル・ナバスだが、今シーズンはこれまでのところ5試合しか出場しておらず、カシージャスが正ゴールキーパーの座をがっちり確保している。

 スペイン紙『アス』が伝えている。

 2013-2014シーズンに監督に就任したカルロ・アンチェロッティ氏は正ゴールキーパーを決めなかった。リーガではD・ロペスを起用し、コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグではカシージャスを先発で使った。D・ロペスは2014年1月から19試合で15失点で1試合平均0.78失点とすばらしい数字を残した。しかし、チームはその19試合で13勝3分3敗。またビセンテ・カルデロンのアトレティコ・マドリード戦で2-2で引き分けるなど重要なゲームでネガティブな印象を残していた。それに対してカシージャスは2014年1月コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグで起用され、6失点を記録したが、両タイトルを勝ち取った。この結果、D・ロペスが退団することになった。

 D・ロペスが去ったとはいえ、カシージャスのレギュラーが確保されたわけではなかった。昨シーズンのリーガ最優秀ゴールキーパーでブラジル・ワールドカップでもコスタリカ代表として活躍したK・ナバスが入団したからだ。

 カシージャスはチャンピオンズリーグ決勝で致命的なミスでゴディンに先制点を許し、さらにワールドカップではスペインは惨敗し、批評の対象となっていた。また9月にはサンティアゴ・ベルナベウで地元観衆からブーイングを受けることもあった。

 しかし正ゴールキーパーとしてプレーを続け、2014年の個人のデータは同選手にとって最高のものとなった。カシージャスは2014年、レアル・マドリードで38試合出場し、22失点。1試合平均0.57失点。戦績は32勝3分3敗でコパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ、欧州スーパーカップ、クラブワールドカップの4つのタイトルを獲得した。批判にさらされたが、カシージャスのキャリアの中で最も輝かしい年のひとつとなった。新加入のK・ナバスは今シーズンは5試合しか出場しておらず、完全にカシージャスにレギュラーの座をつかまれている。

 2014年は多くの議論を巻き起こしたが、結局、カシージャスがレアル・マドリードの正ゴールキーパー争いの勝者となった。

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