2014.12.20

バルサの万能戦士…複数のポジションをこなすアドリアーノ

アドリアーノ・コレイア
バルセロナのアドリアーノ(右)[写真]=Getty Images

 バルセロナのルイス・エンリケ監督を今シーズン驚かせている選手のひとりがアドリアーノ・コレイアだろう。ブラジル人は決定的なポジションをつかんだわけではないが、そのポリバレントな能力を示している。困った状況になった時に彼を投入し、問題を解決した場面が今シーズンは何度も見られた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アドリアーノの本来のポジションは左サイドバックだが、L・エンリケ監督は右サイドバック、そして両サイドのアタッカーとして起用した。指揮官はマラガ戦ではドウグラス・ペレイラと交代で、アヤックス戦ではダニエウ・アウヴェスと交代で、アドリアーノを右サイドバックで起用した。またアルメリア戦では90分間右サイドバックでプレーしている。

 アドリアーノは当然ながらジョルディ・アルバに代わって、左サイドバックを務めることが多い。カンプ・ノウでのアポエル戦、リーガでのグラナダ戦では左サイドバックとして出場した。驚かせたのはコパ・デル・レイのウエスカ戦だった。アドリアーノはサイドバックで先発出場していたが、後半はポジションをひとつ前に上げて、ゴールエリア近くでシュートやパスなど効果的なプレーを示していた。

 アドリアーノは7月のメディカルチェックで不整脈が発覚。以降は全体練習への参加を見送り、個別トレーニングを実施していたが、8月27日に行われたトレーニングから全体練習に復帰していた。序盤戦は欠場したものの、今シーズン公式戦11試合で424分出場。チャンピオンズリーグで127分、リーガで217分、コパ・デル・レイで180分プレーしている。15節コルドバ戦ではD・アウヴェスがいないため、ドウグラス、マルティン・モントヤといったほぼ構想外となっている選手たちを差し置いて、アドリアーノが右サイドバックでの先発出場が濃厚と伝えられている。

 L・エンリケ監督はコルドバ戦の前日会見に応じ、終わろうとしている2014年をこう振り返っている。

「私にとってはバルセロナで初めてのシーズン。私たちは発展の過程におり、普通のシーズンを送っている。シーズンが終わった時に私は裁かれるだろう。私たちはとても多くのことを修正しなければならない。なぜならリーグ戦の順位表が言うには私たちよりも優秀なチームがいるからだ」

 また個人としては、「忘れられない1年だ。最初はセルタにいて、今は我が家に帰ってきた。ここは楽園であり、ディズニーランドだ」と2014年を評した。

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