バイエルンへの移籍が着々と進行しているシャビ・アロンソ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属する元スペイン代表MFシャビ・アロンソのバイエルンへの移籍が着々と進行しているようだ。バイエルンはシャビ・アロンソ本人との基本合意を28日にクラブ公式HPで発表しており、すでにメディカルチェックも行われているという。
同選手の父親で、かつてレアル・ソシエダで活躍した元スペイン代表選手のペリコ・アロンソ氏が、スペインラジオ『カデナ・コペ』のインタビューで、シャビ・アロンソがバイエルンへの移籍を決断した理由について次のように語っている。
「シャビ(・アロンソ)は、彼の中でひとつの時代が終わり、環境を変えなければならないと考慮したんだろう。お金の問題ではない」
「彼は選手としての(ジョゼップ・)グアルディオラが好きだった。監督となったその選手に呼ばれたのだから、確実に注意を惹かれるものがあったはずだ」
ペリコ・アロンソ氏によると、スペイン代表からの引退を表明し、キャリアのラストスパートに入った32歳のシャビ・アロンソは、憧れの選手が監督を務めるチームでの仕事に魅力を感じていた模様だ。
また、レアル・マドリードは今シーズン、ドイツ代表MFトニ・クロースが加入しており、タイプが違うとはいえ、シャビ・アロンソの出場機会が限定されることが考えられている。実際に、リーガ・エスパニョーラ開幕節のコルドバ戦もシャビ・アロンソは出場機会が得られていない。このことも、同選手が移籍を決断した要因のひとつと推測されている。