2014.08.05

ケイラー・ナバス入団…レアル・マドリードの正GK論争は続く

ケイラー・ナバス
レアルに6年契約で加入したケイラー・ナバス [写真]=Real Madrid via Getty Images
フリーライター&フォトグラファー。スペインで活動中。

文=座間健司

 レアル・マドリードは3日、レバンテとコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの移籍に関して合意に至ったことを発表した。6年契約を結んだケイラー・ナバスの獲得にレアル・マドリードはレバンテへ1000万ユーロ(約14億円)の移籍金を支払ったと見られている。

 ケイラー・ナバスは4日に到着し、翌日にメディカルチェックなどを行い、その後13時から本拠地サンティアゴ・ベルナベウの名誉貴賓席で入団会見を行う予定になっている。

 しかし、ケイラー・ナバスがレアル・マドリードに入団したからといって、昨シーズンから続くゴールマウスの問題が終わるわけではない。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 すでに退団が決定的になっているGKディエゴ・ロペスは移籍先を探している。ディエゴ・ロペスは昨シーズン、リーガでは正ゴールキーパーとしてプレーした。一方、主将のイケル・カシージャスはチャンピオンズリーグ、国王杯で正ゴールキーパーを務めた。この2人のゴールキーパーをカルロ・アンチェロッティ監督は併用し、レギュラーの座を競わせたが、シーズンを通して、指揮官の悩みの種でもあった。

 ディエゴ・ロペスが去り、ケイラー・ナバスがやって来たからといって、アンチェロッティの悩みが終わるわけではない。カシージャスはそのままに、ディエゴ・ロペスからケイラー・ナバスにこの問題の主役が代わるだけだ。レアル・マドリードは来るべき新シーズンもこの正ゴールキーパー争い、もしくはゴールキーパーを大会ごとに交互に起用することを望んでいない。

 レアル・マドリードの役員たちのファーストチョイスはカシージャスだが、チャンピオンズリーグ決勝やブラジル・ワールドカップ、そしてプレシーズンのマンチェスター・U戦でのパフォーマンスが示すように最高の状態ではない。カシージャスは今シーズン、正ゴールキーパーとしてプレーできると期待しているが、一方で自身の最高のパフォーマンスを取り戻されなければそうはならないことを自覚している。

 12日に行われるUEFAスーパーカップのセビージャ戦ではカシージャスがスタメンで起用されることをアンチェロッティは公言したが、その後のことについては何も明言をしていない。カシージャスのレギュラーは保証されていないのだ。

 今年のワールドカップのスターとレアル・マドリードの伝説的な人物。どちらが正ゴールキーパーとなるのか? レアル・マドリードの正ゴールキーパーの論争は登場人物が代わっても続いていく。

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