今季限りでの退団が報じられたバルセロナGKピント [写真]=Getty Images
スペイン紙『スポルト』は17日、バルセロナ所属のスペイン人GKホセ・マヌエル・ピントが、今シーズン限りで同クラブを退団すると報じた。
38歳のピントは、2008年からバルセロナに所属。スペイン代表GKビクトル・バルデスの前に。第2GKとしてのプレーが続いているが、同選手の負傷離脱を受けて、今シーズンはリーガ・エスパニョーラで8試合に出場している。同紙は、ピントがロッカールームで、チームメート数人に、来シーズンはバルセロナのユニフォームを着ないことを明かしたと報道。ピントとバルセロナの契約は、今シーズン限りで切れると伝えられた。
バルセロナは、18歳未満の選手獲得に関するルール違反があったとして、2日にFIFA(国際サッカー連盟)から処分を受けた。罰金45万スイスフラン(約5300万円)と、2014年夏、2015年冬の移籍市場における活動禁止が発表されている。
負傷離脱中のビクトル・バルデスも今シーズン限りでの退団を表明しているため、バルセロナは2人のGKを失う可能性が出てきた。なお、移籍活動禁止処分については、FIFAに異議申し立てを行い、必要ならばスポーツ仲裁裁判所に提訴する方針を示している。