パケタはプレシーズンで好調を維持 [写真]=Getty Images
ウェストハムは31日、FA(イングランドサッカー協会)から賭博規則違反の疑いにより告発されていたブラジル代表MFルーカス・パケタについて、独立規制機関より無罪が言い渡されたことを発表した。
パケタについては2024年5月、賭博市場に影響を与える不適切な目的のため、意図的にイエローカードをもらった疑いで、FAから賭博規則違反の疑いで告発されていた。対象となった試合は2022年から翌年にかけての計4試合。加えて、FAが調査のために求めた情報および文書の提供に応じず、これらに関するFA規則に違反したとして、2件の容疑で起訴されていた。
パケタ自身は賭博を行ったわけではないが、起訴の対象となった賭けについては、友人や家族によって行われたと見られていた。賭け金は比較的少額ではあるものの、合計約60回行われたとされていた。パケタ自身は不正行為を否定していたものの、FAは永久追放の処分を要求していると報じられており、動向には注目が集まっていた。
今年4月末にパケタに関する告発の審問が終了しており、今月に入ると『BBC』などの大手イギリスメディアによって、最終判決で無罪を言い渡される可能性が高いと伝えられていたが、今回、正式にクラブより無罪が伝えられることとなった。
告発後も処分は未定となっており、パケタはウェストハムの選手として、プレミアリーグを含めた公式戦のピッチには立ち続けてきたものの、ブラジル代表については昨年11月を最後に招集外が続いていた。今回、容疑が晴れたことで、心理面も完璧な状態となったウェストハムの“10番”が復活することだけでなく、“セレソン”復帰にも期待が寄せられる。
今回の決定を受けて、ウェストハムのカレン・ブレイディ副会長はクラブを通して声明を発表。「ルーカスの容疑が晴れたことを嬉しく思う。彼は当初から潔白を主張しており、クラブも断固として彼に寄り添い、一連のプロセスを通じて彼をサポートしてきた。ルーカスは信じられないようなプレッシャーを受けながらも、クラブのために毎週毎週、常に全力を尽くしてきた。ルーカスと彼の家族にとっては困難な時期だったが、彼は終始プロフェッショナルであり続けてくれた。ウェストハムの皆と同じように、彼も今回の決定を受けて、この一連の騒動に終止符が打たれることを望んでいる」との言葉を残した。
また、パケタ自身もクラブを通してコメントを発表。次のような言葉で、現在の心境を伝えた。
「この捜査の初日から、僕はこの極めて深刻な告発に対して無実を主張してきた。今はこれ以上何も言えないが、神への感謝と、笑顔を取り戻してサッカーをしたいという気持ちを伝えたい。僕の手を決して離さなかった妻とウェストハム、いつも声援を送ってくれたファン、そして僕を支えてくれた家族、友人、弁護団、全員に感謝している」
なお、パケタは今夏に行われたウェストハムのプレシーズンマッチ全3試合に出場。7月19日に行われたグラスホッパー戦(○3-1)、および30日に「プレミアリーグサマーシリーズ」と題してアメリカで行われたエヴァートン戦(○2-1)ではそれぞれゴールを挙げるなど、新たなシーズンに向けて活躍を続けている。
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By サッカーキング編集部
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