リーグ6連覇を達成したチェルシー・ウィメン [写真]=Getty Images
なでしこジャパン（日本女子代表）FW浜野まいかが所属するチェルシー・ウィメン（女子チーム）が、前人未到のウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）6連覇を達成した。
2012年8月から通算12シーズンを率いたエマ・ヘイズ前監督（現：アメリカ女子代表監督）が昨季限りで退任し、今季からは新しくソニア・ボンパストル監督が率いていたチェルシーは、開幕から19試合負けなし（16勝3分け）で首位を快走していた。
そんななか、迎えた第20節では2位アーセナルがアストン・ヴィラに2－5で敗れたため、勝ち点「1」を獲得することで今節での優勝を決めることができる状況で、チェルシーは4月30日に3位マンチェスター・ユナイテッドと対戦。敵地での一戦は苦しんだものの、74分にCKからルーシー・ブロンズのヘディング弾が決勝点となり、1－0で完封勝利を収めた。
この結果、チェルシーはリーグ6連覇という偉業を達成。なお、チェルシーに所属する浜野は75分から途中出場したほか、マンチェスター・ユナイテッドに所属する宮澤ひなたはフル出場を果たしている。
そして、データサイト『OPTA』によると、リーグ6連覇を果たしたチェルシーはこれが9回目のリーグ制覇となり、次に多いアーセナル（3回）よりも3倍多い優勝回数となった。また、この試合でも勝利したことで、今季リーグ戦17勝3分けとなり、リーグ史上初めて同一シーズンで20試合無敗を記録したチームとなったことも伝えられている。
さらに、今季すでにFA女子リーグカップを制しているチェルシーは、女子チャンピオンズリーグでは準決勝でバルセロナに2試合合計2－8と大敗を喫してしまったものの、5月18日にマンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ決勝を控えていることから、リーグ制覇を達成したことでトレブル（3冠）の可能性を残している。
By サッカーキング編集部
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