去就に注目が集まっているカゼミーロ [写真]=Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFカゼミーロは、同クラブへの残留を望んでいるようだ。4日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在32歳のカゼミーロは前所属のレアル・マドリードで公式戦通算336試合に出場し、5度のチャンピオンズリーグ制覇など合計「18」のタイトルを獲得。そして、2022年夏に総額7000万ポンド(約132億円)と見られる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。初年度は活躍を見せたものの、徐々に調子を落としており、今季はここまでプレミアリーグでは全3試合に先発出場しているが、1日に行われたリヴァプール戦(●0-3)では2失点に関与し、後半開始と同時に交代となるなど、低調なパフォーマンスに批判が寄せられている。
そんななか、マンチェスター・ユナイテッドは移籍市場閉幕間際にパリ・サンジェルマン(PSG)からウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテを獲得したこともあり、カゼミーロに退団の可能性が浮上していることがささやかれている。
そして、今回の報道によると、まだ今夏の移籍市場が開いているスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)で過去24度の優勝を誇る名門ガラタサライから関心が寄せられているという。
しかし、カゼミーロ自身はマンチェスター・ユナイテッド残留を望んでおり、どんなオファーも断ることが予想されている。また、ガラタサライとしてもマンチェスター・ユナイテッドの稼ぎ頭であるカゼミーロの週給37万5000ポンド(約7080万円)を支払う余裕はなく、同選手が減俸に応じての取引成立を目指しているため、現時点では移籍実現の可能性は限りなく低いと見られている。
By サッカーキング編集部
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