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マッケンナ監督の引き抜き画策が報じられるブライトン…“代替案”はポッター氏の再招へい?

2024.05.23

ブライトン復帰の可能性が浮上したポッター氏 [写真]=Getty Images

 元チェルシー指揮官のグレアム・ポッター氏が、かつて監督を務めたブライトンに復帰する可能性があるようだ。23日、イギリス紙『デイリー・メール』が『タイムズ』の記事を引用して伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで12勝12分14敗を記録し、勝ち点「48」の11位フィニッシュを果たしたブライトン。今季はクラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)にも参戦し、ベスト16入りを達成するなど充実した1年を過ごした同クラブだったが、リーグ最終節を目前に控えた18日に、指揮官を務めるロベルト・デ・ゼルビ監督が今季終了後に退任することを発表した。

 現地メディアを中心に次期指揮官をめぐる報道が過熱するなか、後任候補として最も名前が挙げられているのが、イプスウィッチを率いるキーラン・マッケンナ監督だ。今シーズンからチャンピオンシップ(2部)へと戻ってきたイプスウィッチは、最終的にリーグ戦を2位で終えて2001-02シーズン以来22年ぶりのプレミアリーグ復帰を達成。2年連続で同クラブを昇格に導いたマッケンナ監督の手腕は高く評価されており、チェルシーなども招へいに向け関心を示していると報じられているが、クラブとの現行契約を2027年まで残しているため、400万ポンド(約8億円)から600万ポンド(約12億円)の違約金が発生すると見込まれている。

 一方で、同紙によるとブライトンはマッケンナ監督の招へいが失敗した場合の“バックアッププラン”を準備している様子。依然としてマッケンナ監督をメインターゲットに据えているものの、2019年夏から2023年9月まで指揮官を務めたポッター氏を再び招へいする可能性があるという。

 ブライトン指揮官時代には、2022-23シーズンの開幕6試合を終了した段階でチェルシーへと活躍の場を移した過去を持つポッター氏。果たして2年ぶりの復帰は実現するのだろうか。

By サッカーキング編集部

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