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プレミアリーグで最も足が速い選手は誰? 現時点での最速ランキングトップ10

2023.11.22

最速ランキングで1位に輝いたのは? [写真]=Getty Images

 プレミアリーグといえば世界的なプレイヤーが集まることで知られる世界最高峰のリーグ。近年は世界中から名将が集まってきたため、戦術的バトルにも注目が集まるが、やはりイングランドのフットボールの伝統といえば肉弾戦だ。選手たちが猛ダッシュして躊躇なく衝突する。そんなフィジカルバトルも醍醐味の1つである。

 それでは、そんなプレミアリーグで最も速い選手は誰なのか。プレミアリーグが11月18日に発表した現時点でのリーグ内「最速ランキング」を見てみよう。

[写真]=Getty Images

■6~10位

6〜10位の選手たち
 10位に入ったのはバーンリーのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ。プレミアリーグ公式HPによると、今夏シェフィールド・ユナイテッドから加入した守備的MFは、身長195㎝ながら第8節のチェルシー戦で「時速35.90㎞」のスプリントを披露。ちなみに100メートルを10秒フラットで走ると平均「時速36㎞」だ。ノルウェー代表にはマンチェスター・シティ所属のFWアーリング・ハーランド以外にも“怪物”がいるということなのかもしれない。

 9位には「時速35.94㎞」を記録したブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・ムベウモがランクイン。彼が凄いのは「速さ」と「耐久力」を併せ持っているところ。今季プレミアリーグで全12試合にフル出場しているアタッカーは、プレミアリーグの「走行距離ランキング」でも7位に入っているのだ。走行距離とスピードの両ランキングでトップ10に入っているのはわずか2人のみ。しかも、ムベウモは今季ここまでチーム最多となる6ゴールを決めている。

 8位に入ったのははボーンマスのイングランド人FWドミニク・ソランケ。チェルシーのアカデミー出身のアタッカーは、187㎝の長身ながら今季第3節トッテナム戦で「時速36.10km」を記録。ここからは、100メートルを10秒フラットで走った時の「時速36㎞」を超えてくる。

 7位は、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身で、現在はルートン・タウンに所属するオランダ人MFタヒス・チョンの「時速36.37㎞」。6位はエヴァートンのベルギー代表MFアマドゥ・オナナで、第9節リヴァプールとのマージーサイド・ダービーで「時速36.65㎞」を記録した。

■5位:アンソニー・ゴードン

 
所属クラブ:ニューカッスル
時速:36.68㎞
アンソニー・ゴードン

 トップ5に入ったのはニューカッスルのイングランド人FWアンソニー・ゴードンだ。今年1月に4000万ポンド(約75億円)という大金でエヴァートンから加入したアタッカーは、加入当初こそ少し苦しんだが、その後は移籍金に見合う活躍を見せている。U-21イングランド代表の一員として出場したU-21欧州選手権では、本職のウインガーではなく2トップの一角としてプレーし、大会MVPに輝く活躍ぶりでイングランドを頂点に導いた。

 今季のニューカッスルでも、前線に負傷者が出た際には3トップの中央でプレーする万能ぶりを見せている。ここまで11試合に出場して4ゴール2アシストを記録。9月末に行われた第7節バーンリー戦では「時速36.68㎞」のスプリントを見せている。近い将来、必ずイングランドのフル代表にも呼ばれるはずだ。

■4位:ダラ・オシェイ

所属クラブ:バーンリー
時速:36.73㎞
ダラ・オシェイ

 バーンリーから2人目の選手がランクイン。アイルランド代表DFダラ・オシェイが、第11節のクリスタル・パレス戦で「時速36.73㎞」をマークし、4位に入った。今オフにウェスト・ブロムウィッチから加入した188㎝のセンターバックは、今回のリストで最大のサプライズだろう。快速DFといえば、昨季プレミアリーグ最速を記録したマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーや、昨季ブンデスリーガでセンターバックとして最速だったトッテナムのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンなどの名前も挙がるが、今季ここまでプレミアリーグいで“最速DF”はダラ・オシェイとなっている。

■3位:ドミニク・ソボスライ

所属クラブ:リヴァプール
時速:36.76㎞
ドミニク・ソボスライ

 3位は今夏ライプツィヒからリヴァプールにやってきたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライだ。右足のキック精度と足元の巧さに目が行きがちだが、彼は“走力”も化け物級。日本代表MF遠藤航のチームメイトは、今季ここまでプレミアリーグ全12試合にスタメン出場すると、チーム最長となる「132.2㎞」も走って、プレミアリーグの「走行距離ランキング」で8位にランクインした。そんな選手が「時速36.76㎞」のスプリントを見せ、「最速ランキング」でも3位に入ったのだ。

 今季はブライトンから加入したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターがチームの顔になるかと思いきや、今のところ活躍度でいったらソボスライの方が上。移籍金6000万ポンド(約110億円)が安く感じてしまうほどだ。クラブの英雄である元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏の背番号8を引き継いだ男は、加入1年目にしてチームを頂点へ導くかもしれない。

■2位:ペドロ・ネト

所属クラブ:ウルヴァーハンプトン
時速:36.86㎞
ペドロ・ネト

 2019-20シーズンからウルヴァーハンプトン(ウルブス)でプレーしているポルトガル代表FWペドロ・ネトが「時速36.86㎞」で2位に入った。23歳の左利きウインガーは、細かいテクニックもさることながら、爆発的な加速力で縦に突破できる貴重なアタッカー。王者マンチェスター・シティに今季初黒星を付けた9月末の第7節でも、右サイドでオランダ代表DFネイサン・アケを振り切って縦に抜けると、そこから切れ込んでラストパス。これが相手のポルトガル代表DFルベン・ディアスのオウンゴールを誘発し、チームに先制点をもたらした。

 怪物が揃うプレミアリーグの舞台でも異質なほど積極的に仕掛けて相手サイドバックに悪夢を見させるウインガーは、今季プレミアリーグで最多の7アシストを記録。今季はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが怪我で離脱中のため、アシスト王の最有力候補かもしれない。そんなアタッカーには、アーセナルなどが興味を示していると報じられている。

■1位:チドジー・オグベネ

所属クラブ:ルートン・タウン
時速:36.93㎞
チドジー・オグベネ

 今季ここまで行われたプレミアリーグにおける「最速プレイヤー」は、ルートン・タウンのアイルランド代表FWチドジー・オグベネだ。2021年からアイルランド代表としてプレーするオグベネだが、生まれはナイジェリアで両親もナイジェリア人。子どもの頃に家族でアイルランドに移り住み、そこで育ったためアイルランド代表としてプレーしている。

 昨シーズン、チャンピオンシップ(イングランド2部)のロザラムでリーグ戦39試合出場8ゴールと結果を残し、契約満了に伴いルートン・タウンに加入。そしてプレミアリーグの舞台に立ち、10月の第9節ノッティンガム・フォレスト戦で記念すべき初ゴールを決めた。そんなプレミアリーグ初挑戦の選手が、今季ここまで最速となるスプリントをマーク。9月16日に開催された第5節フルアム戦で74分から投入されると、「時速36.93㎞」の猛ダッシュを見せた。

 なお、前述の通り昨季のプレミアリーグ「最速プレイヤー」はマンチェスター・シティのカイル・ウォーカーで、その記録は「時速37.31㎞」。他にもチェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクなど、速い選手はまだまだたくさんいるので、今後もプレミアリーガーたちのスプリントに注目したい。

(記事/Footmedia)

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