アーセナルが獲得を狙うブレントフォードの守護神ラヤ [写真]=Getty Images
アーセナルが、ブレントフォード所属のスペイン代表GKダビド・ラヤ獲得に向けた動きを強めているようだ。8月1日、『イブニング・スタンダード』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。
昨シーズンのプレミアリーグを2位で終え、7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアーセナル。欧州最高峰の戦いへ“再挑戦”する2023-24シーズンに向けて、クラブは今夏の移籍市場で積極補強を敢行。ここまで推定2億800万ポンド(約379億円)を費やし、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツの即戦力3人を獲得している。
アーセナルが“次なる一手”として乗り出しているのがGKの補強。2021年の夏以降、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールが絶対的守護神に君臨している同クラブは、正GK争いの活発化を希望している模様。ラムズデールの“競争相手”となり得る選手として白羽の矢が立ったのが、ブレントフォードで活躍中のラヤだ。足元の技術にも優れる27歳は、2019年夏にブレントフォードに加入し、ここまで公式戦通算161試合に出場。また、昨年3月にはスペイン代表デビューも飾った。
今回の報道によると、既にアーセナルはラヤ本人と長期契約の締結で基本合意に至ったとのこと。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アーセナルとラヤが個人条件で大筋合意に達したことを強調しつつ、今後クラブ間での交渉が加速する可能性が高いと指摘している。また、ラヤ本人は今月中にアーセナルへの移籍を完了させたいと考えており、既にその旨をブレントフォード側に伝達したようだ。ブレントフォードは同選手の移籍金として、4000万ポンド(約73億円)を要求しているという。
なお、かねてからラヤに関心を寄せていたバイエルンは、4000万ポンド(約73億円)というブレントフォードの要求額を考慮し、交渉からの撤退を決断した模様。また、アーセナルを巡っては、昨年夏に加入したアメリカ代表GKマット・ターナーにノッティンガム・フォレスト移籍の可能性が浮上しているようだ。
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By サッカーキング編集部
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