去就に注目が集まるマグワイア [写真]=Getty Images
ウェストハムの、マンチェスター・Uに所属しているイングランド代表DFハリー・マグワイアに対するオファーは拒否されたようだ。28日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。
2019年夏に“DF史上最高額”の移籍金8000万ポンド(当時のレートで約104億円)でマンチェスター・Uに完全移籍加入した現在30歳のマグワイアは、2019-20シーズン途中に元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(現:エヴァートン)がインテルへ移籍したことを受け、加入初年度にしてキャプテンを任されていた。その後はキャプテンマークを巻いて最終ラインの中心選手に君臨してきたものの、エリック・テン・ハフ監督が就任した2022-23シーズンは序列が低下。公式戦31試合に出場したものの、途中出場となることも多かった。
これに伴い、今夏テン・ハフ監督はマグワイアからポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスにキャプテンが変更となることを発表。同クラブでの立ち位置が低下していることが鮮明となった。
そんなマグワイアに対して、ウェストハムが関心を示している模様で、今回の報道によると、2000万ポンド(約36億円)のオファーを提示したという。しかし、4000万ポンド(約73億円)程度の移籍金を望んでいるマンチェスター・Uはこの提案を拒否したことが伝えられている。
なお、マンチェスター・Uとしては今夏にマグワイアを追い出すつもりはなく、同選手自身が移籍を望み、適正な価格のオファーが届かない限り、売却するつもりはないという。
一方、ウェストハムとしてはデイヴィッド・モイーズ監督がマグワイアの獲得を熱望しているものの、現在マンチェスター・Uで得ていると見られる20万ポンド(約3630万円)の週給はウェストハムでの最高給を大幅に上回っていることから、移籍金の他に年俸で同選手と合意できるかも大きな障壁になっているようだ。
マグワイア自身は現行契約が2025年6月30日までとなっていることもあり、マンチェスター・Uに残留してポジションを争う姿勢を示しているようだが、果たしてウェストハムは同選手を獲得することができるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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