テン・ハフ監督、トッテナム圧倒のチームを絶賛「今季最高のパフォーマンス」

　マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督がトッテナム戦を振り返った。19日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第12節が現地時間19日に行われ、マンチェスター・Uはホームでトッテナムと対戦。序盤から攻勢に出たホームチームは次々とチャンスを作りトッテナムゴールに迫るも、相手GKウーゴ・ロリスの好守に阻まれ前半をスコアレスで折り返す。それでも、47分にフレッジのゴールで先制すると、69分にはブルーノ・フェルナンデスが追加点を挙げ、2－0で勝利を収めた。

　90分で合計28本ものシュートを放つなど終始トッテナムを圧倒したマンチェスター・U。試合後、テン・ハフ監督は「堅実で壮大なトッテナムを相手に、我々は非常に良いプレーを披露することができた。今日は見事なパフォーマンスだったよ。3点目、4点目を奪っていても不思議ではなかった。我々の成長を見ることが出来た。ピッチに立つたびに良くなっているし、それを見るのは楽しいよ」とコメント。さらに次のように称賛の言葉を続けた。

「今シーズンこれまでで最高のパフォーマンスだった。ポゼッションでの切り替えはとても速かったし、チーム全員が本当に良くやってくれた。トッテナムの狙いはボールを奪ってからの素早いカウンターアタックだ。それをさせないためにも我々は敵陣で辛抱強くプレーし続けた。結果的にカウンターを発動させなかったことは賞賛に値する」

「今日はクリーンシート（無失点試合）も達成できた。チームとして成功を収めたければ、積極的にディフェンスをして、11人全員で戦わなければならないということに気付けた試合だと思う。それこそが我々が実践していることであり、チームとして行動することだ。そして、シーズンの成功を収める基盤となるものなんだ」

　躍動感溢れるパフォーマンスを披露したマンチェスター・U。現地時間22日に行われる次節ではチェルシーと対戦することとなっている。