マイク・ディーン氏の将来にも注目が集まる [写真]=Getty Images
今季限りでの引退が報じられている審判員のマイク・ディーン氏はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)として仕事を続ける可能性があるようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在53歳のマイク・ディーン氏は2000年からプレミアリーグで笛を吹き、計553試合を裁いた。これまでプレミアリーグで他のどの審判員よりも多い114枚のレッドカード、2026枚のイエローカードを提示。FAカップの決勝など大事な場面を任されることも多く名物審判として名をはせた。
ディーン氏を巡っては今シーズンいっぱいで勇退することが伝えられているが、同メディアによるとVAR専任として仕事を継続する可能性があるようだ。
昨年マッチレフェリーを引退したリー・メイソンに続き、来シーズンからVARを務めるべく、英国のプロサッカーの審判統合団体であるプロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)と交渉中だという。
国際審判員も勤め上げた名レフェリーは後進への指導もしており、何らかの形で来シーズン以降も試合に関わることが濃厚。好き嫌いの分かれるものの愛されるディーン氏にお別れを言うのはまだ早そうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト