アスピリクエタがケパを絶賛 [写真]=Getty Images
チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタがPKセーブでチームを救ったチームメイトのスペイン代表GKケパ・アリサバラガを称賛した。クラブ公式サイトがコメントを伝えた。
チェルシーは5日にFAカップ4回戦でプリマス・アーガイル(3部相当)と対戦。セットプレーから先制を許したものの、アスピリクエタの技ありヒールシュートで同点に戻し、延長戦の末、スペイン代表DFマルコス・アロンソのゴールが決勝点となり辛くも勝利した。
このまま逃げ切りかと思われた延長後半にPKを与えてしまったが、PKを得意としているケパがチームを救うセーブ。完全に読み切り勝利に導いた。
ケパは今シーズン、セネガル代表GKエドゥアール・メンディに次ぐセカンドキーパーとして戦ってきた。現在はメンディがアフリカネーションズカップに出場しているため守護神として最後方から支えている。
試合後インタビューに臨んだアスピリクエタは、ケパのパフォーマンス、そして献身性を絶賛。日頃からの態度含めその人間性が手本になると語った。
「ケパは驚異的だった。彼は皆の素晴らしいお手本だ。彼はこのクラブで多くの困難に直面してきたが、常に前向きな姿勢で臨んでいる。たとえ2番手になっても、彼は自分自身をよく理解しチームのために向上している」
「彼はいつもエドゥ(メンディの愛称)を支えている。僕らのGKグループは素晴らしいんだ。エドゥ、ケパ、マーカス(ベッティネッリ)がイラーリオ(GKコーチ)といるんだよ! 誰がプレーしても準備はできているし、今夜もそうだった」
また、同点弾となった自身のゴールについても言及。チェルシーはサイドバックやウィングバックの攻撃力も自慢だが、同選手は自身の得点について次のように振り返った。
「あのエリアにはあまり慣れていないんだ(笑) でも、メイソン(マウント)からのいいボールが来たから選択肢はあまりなかったし、ベストを尽くしたよ!」
「ファイナルサードでボールを持っているときは、“動き“を作る必要がある。アタッカー人が後ろからのサポートを受けることも必要だし、無私無欲で走り仲間のためにスペースを作ることも必要だ」
「でも、全体的にはもっとアグレッシブに、ボックス内でうまくやる必要がある。突破できたことは嬉しいけど、改善点はたくさんあるし、すぐに取り組むよ」