マンチェスター・C加入が決まったグリーリッシュ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cは5日、アストン・ヴィラからイングランド代表MFジャック・グリーリッシュを完全移籍で獲得した。クラブ公式サイトで発表している。
グリーリッシュとマンチェスター・Cの契約期間は2027年6月30日までの6年間となり、同選手の背番号は「10」に決定した。なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、マンチェスター・Cはアストン・ヴィラとグリーリッシュの契約に含まれていた1億ポンド（約152億円）の契約解除条項を発動して同選手を獲得。2016年夏にユヴェントスからマンチェスター・Uへと移籍したフランス代表MFポール・ポグバを超えて、イギリス史上最高額の移籍金となる。
現在25歳のグリーリッシュは、2001年からアストン・ヴィラの下部組織に在籍。ノッツ・カウンティへと期限付き移籍した2013－14シーズンを除いてアストン・ヴィラ一筋でプレーし、同クラブでは公式戦通算213試合の出場で32ゴール43アシストを記録した。
2018年夏にはトッテナムへの移籍が確実とされていたが、一転して残留すると、2018－19シーズンは3年ぶりの1部復帰に貢献。プレミアリーグではリーグ最多の被ファウル数を誇る屈指のチャンスメイカーとしてアストン・ヴィラの攻撃をけん引し、2020－21シーズンはリーグ戦26試合の出場で6ゴール12アシストを記録した。
バーミンガム出身の同選手はアイルランドにルーツを持ち、世代別の代表ではアイルランド代表としてもプレーしていた。U－21カテゴリーからイングランド代表に変更すると、2020年9月にA代表デビューを飾り、これまでに12キャップを記録している。今夏に行われたEURO2020では5試合の出場で2アシストを記録し、チームの準優勝に貢献した。
HE'S HERE!
We are delighted to announce the signing of @JackGrealish on a six-year deal.
Welcome to City, Jack! 💙
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— Manchester City (@ManCity) August 5, 2021