マンチェスター・U、来季から胸スポンサー変更へ…ドイツ企業と5年契約締結

　マンチェスター・Uは19日、ユニフォームスポンサーとして世界的なテクノロジー企業である『TeamViewer』と契約を締結したことをクラブ公式サイトで発表した。

　契約期間は来季からの5年間となる。同日付けのイギリスメディア『スカイスポーツ』によると、スポンサー料は1シーズン当たり4700万ポンド（約61億円）で合計2億3500万ポンド（約305億円）になるという。マンチェスター・Uのマネージングディレクターを務めるリチャード・アーノルド氏は契約に際し、以下のようにコメントしている。

「最もエキサイティングかつダイナミックな世界的ソフトウェア企業とのパートナーシップを確立できたことを大変誇りに思います。11億人のファンやフォロワーを持つ我々のコミュニティーにとって、つながり、コラボレーションする能力はかつてないほど重要なものです。我々は、TeamViewerと協力し、人とビジネスをよりスマートに接続する方法に基づくパートナーシップのビジョンを実現することを楽しみにしています」

　同クラブはは2014年からこれまで、アメリカの自動車メーカー『シボレー』とユニフォームのメインスポンサー契約を結んでいたが、来季より同社に代わって『TeamViewer』社のロゴがユニフォームの前面に掲載されることになるようだ。

　また、同クラブは「ドイツを本拠とする『TeamViewer』は、25億台以上のデバイスにインストールされ、約60万人のユーザーを抱えている。また、世界中に12の拠点を構えており、事業を展開している。テクノロジーを利用して人々や企業の間に橋をかけ、すべての人のデジタル化を可能にするという同社の目標は、文化や大陸を超えたファンのグローバルコミュニティーを形成しているサッカークラブにとって理想的なものだ」と声明を発表している。