レンタル移籍の可能性が浮上したフィカヨ・トモリ [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、同クラブに所属するイングランド代表DFフィカヨ・トモリのレンタル移籍の可能性を示唆した。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
トモリは10日に行われたFAカップ第3回戦のモアカム戦で10分間出場し、約3カ月半ぶりの公式戦出場を果たした。フランス代表DFクル・ズマやブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが主力として活躍するなか、トモリは今季の公式戦出場数は4試合にとどまっており、十分な出場機会が得られていない。ランパード監督はモアカム戦後、トモリの現状について以下のようにコメントした。
「フィカヨの状況は今のところオープンなだ。彼がどこか他のクラブで試合に出るためにレンタルで出ていく可能性はある。それは彼にとってもクラブにとっても正しい解決策でなければならないけどね」
「彼は最近はあまりプレーしていないし、クラブには5人のセンターバックがいるので簡単なことではないが、彼の態度や毎日のトレーニングでの姿勢は素晴らしいもので、今日試合に出したのはそういうことだ」
現在23歳のトモリはチェルシーの下部組織出身。ブライトンやハル・シティ、ダービー・カウンティへのレンタル移籍を経て2019年夏にクラブに復帰し、現行契約は2024年6月末までとなっている。昨季は公式戦22試合に出場した。また、2019年11月のコソボ戦でイングランド代表デビューを果たした。