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アーセナル対チェルシーについて知っておきたい7つのこと

アーセナルとチェルシーが対戦する [写真]=Getty Images

 26日に行われるプレミアリーグ第15節では、アーセナルが本拠地『エミレーツ・スタジアム』にチェルシーを迎える。

 アーセナルは第14節終了時点で15位に低迷。20日に就任1周年を迎えたミケル・アルテタ監督の解任説が加速している。一方のチェルシーは首位リヴァプールと6ポイント差の5位につけており、優勝戦線に残るために勝利を積み重ねていきたいところだ。両雄による“ロンドン・ダービー”は1907年の初対戦から数えて、今回で202回目。首都の覇権をかけた戦いを制するのは、果たしてどちらになるのか。ここでは知っておきたい7つのトピックを紹介しよう。

[写真]=Getty Images

■絶不調のアーセナル

アルテタ監督に対しては現地グーナーも複雑な心境…

 アーセナルが大不振に陥っている。プレミアリーグでは最近7試合に未勝利(2分5敗)。リーグ開幕14試合で稼いだ勝ち点は「14」(4勝2分8敗)と、過去46年間で最悪のスタートとなっているのだ。昨季は25年ぶりにトップ6から陥落したが、今季は残留争いを演じる可能性すらある。ミケル・アルテタ監督は、ちょうど1年前の“12月26日”にアーセナルの指揮官デビューを果たした。しかし365日が経った今では、プレミアリーグの監督解任予想オッズで断トツのトップに立っている。38歳の指揮官はこの苦境を脱することができるだろうか。

■悪癖を改めたいアーセナル

 修正点は山積みのアーセナルだが、まずは自分たちのミスから生じる失点を減らすべきかもしれない。前節のエヴァートン戦では、ロブ・ホールディングのオウンゴールで先制点を献上。今季のプレミアリーグでオウンゴールによる失点は3つ目となった。過去4シーズンを振り返っても、同様の失点は2つしかなかっただけに、あまりにも多いと言える。また退場者が多いのも今のアーセナルの特徴で、アルテタ監督就任以降では、プレミアリーグ最多となる7枚のレッドカードを出されている。戦い方にも制限が出てしまうだけに、数的不利な状況はできるだけ回避したいところだ。

■通算対戦成績は互角だが…

 両雄が対戦するのは、今年8月に行われたFAカップ決勝以来のこと。同試合ではチェルシーを2-1で下したアーセナルだが、リーグ戦に限れば最近あまり良い結果を残せていない。プレミアリーグでの通算対戦成績は20勝17分19敗とほぼ互角だが、最近17対戦ではわずか2勝(6分9敗)にとどまっている。昨季のホームゲームでは、開始13分にピエール・エメリク・オーバメヤンのヘディング弾で先制しながら、残り10分でジョルジーニョとタミー・エイブラハムにゴールを許し、逆転負けを喫した。なお、チェルシー相手にホーム2連敗を喫したのは11年前までさかのぼる。意地とプライドにかけても、負けるわけにはいかないだろう。

■『ボクシング・デー』とは好相性

 12月26日はイギリスの国民の祝日であり、『ボクシング・デー』と呼ばれる。プレミアリーグリーグでは毎年、この日に試合が行われるのが習わしで、両チームともに『ボクシング・デー』を得意としている。

 アーセナルは『ボクシング・デー』に行われるホームゲームは最近12試合に無敗(10勝2分)。最後の敗戦は1987年のノッティンガム・フォレスト戦まで遡り、現在9連勝中だ。一方のチェルシーは1年前のサウサンプトン戦に敗れるまで、『ボクシング・デー』に14戦無敗(9勝5分)だった。1994年以来、『ボクシング・デー』での連敗もないという。なお、この日に両チームがトップリーグで対戦するのは2001年以来、今回で6回目。過去5戦はアーセナルが3勝2敗と勝ち越している。

■古巣対決の2選手に注目

 注目選手は、古巣対決となる2人だ。アーセナルのウィリアンは2013年からチェルシーに所属し、リーグ優勝2回を含む5つのタイトル獲得に貢献。クラブ年間最優秀選手にも2度選ばれた実績を持つが、今夏加入したアーセナルでは公式戦16試合に出場してノーゴールと本来の実力を発揮できずにいる。古巣との初対戦となる今回のゲームでひとつ結果を残したいところだろう。対するチェルシーでは、やはりオリヴィエ・ジルーに注目が集まる。2012年から2018年までアーセナルに在籍し、2015年には当時選手だったアルテタ監督と共にFAカップ2連覇を達成した。ピッチに立てば十中八九、結果を残すベテランは、チームがアウェイ公式戦で決めた直近6得点を一人で叩き出している。移籍の噂は絶えないが、“頼れる男”であるのは間違いない。

■主審は信頼と実績のあの人!

 今回の一戦で主審を務めるのは、35歳にしてプレミアリーグでのジャッジ歴が10年を超えるマイケル・オリヴァー氏だ。父も妻も審判経験を持つレフェリー一家出身で、昨季のプレミアリーグでは最多タイとなる32試合を担当しながら、レッドカードは0枚。10試合以上を担当したレフェリーで、1人も退場させなかったのは同氏だけだった。いまプレミアリーグで最も信頼度の高いレフェリーの一人であり、今季もここまで最多タイとなる11試合を担当している。なおアーセナルは、同氏が主審を務めたチェルシー戦で一度も負けたことがない。カップ戦を含めた過去4戦の成績は2勝2分となっている。意外な救世主は、もしかしたらオリヴァー氏かもしれない!?

■予想オッズは?

 日本時間25日正午現在、英国大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』はアーセナルの勝利に「4.2倍」、チェルシーの勝利に「1.91倍」、ドローに「3.5倍」というオッズを付けている。両チームの現状や最近の相性を踏まえれば、妥当な評価と言えるかもしれない。アーセナルは22日に行われたカラバオ・カップでマンチェスター・Cに敗れ、準々決勝敗退が決定。中3日で再びビッグマッチを迎えることになり、日程面でもチェルシーにアドバンテージがある状況だ。まさに背水の陣と言えるが、ライバル相手にホームで負けることは許されない。伝統の一戦で選手たちの奮起を期待したいところだ。

(記事/Footmedia)


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