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英で9カ月ぶり観客動員も…ミルウォールのサポーター、反人種差別の片ひざ立ちにブーイング

ミルウォール対ダービーを前に片ひざ立ちのポーズをとる選手たち [写真]=Getty Images

 5日に行われたイングランド2部チャンピオンシップの試合での出来事が話題を呼んでいる。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 イングランドでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年3月にサッカーが一時中断。6月からの再開後は全ての公式戦を無観客で行っていたが、12月からロンドンなど一部地域では、最大2000人の観客動員が認められている。

 5日に行われたチャンピオンシップ第16節ミルウォール対ダービー・カウンティ戦も観客動員の対象となり、ミルウォールの本拠地『ザ・デン』にも、約9カ月ぶりに観客の姿が戻ってきた。だが、イングランド屈指の過激な集団として知られるミルウォールのサポーターが、復帰早々にまたしても物議を醸す行動を起こした。

 イングランドのプロリーグでは6月の再開以降、今年5月にアメリカで黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警察官に頸部を圧迫され亡くなった事件を受け広がりを見せた「Black Lives Matter」運動に賛同し、キックオフ前に人種差別に反対の意思を示す片ひざ立ちのポーズを取っている。だが、『ザ・デン』に集まった観客は選手たちの“テイク・ア・ニー”が始まった瞬間に猛烈なブーイングを浴びせ、スタジアムは異様な空気に包まれた。

 イギリスメディア『アスレティック』でダービーの番記者を務めるライアン・コンウェイ氏は、「私たちはファンが戻ってくるのを心待ちにしていた。彼らは戻ってきたが、それは素晴らしいものではなかった。最初の行動は、平等と正義を呼びかける平和的な抗議運動に対するブーイングだ。時々、絶望してしまうよ」とTwitter上でコメント。一方、保守系の政治評論家ダレン・グライムス氏は、「私はクラブがいまだに片ひざ立ちをやっていることの方が理解に苦しむ。立派なスローガンを除けば、BLMは今や、国家転覆や私たちの分断を目論む政治政党の一つだ」などとTwitterで語り、片ひざ立ちの“形骸化”を指摘している。

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