昨季はレンタル先のレアル・マドリードでプレーしたアレオラ [写真]=Icon Sport via Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているフランス人GKアルフォンス・アレオラが、新シーズンはプレミアリーグでプレーすることになるかもしれない。イギリスメディア『スカイスポーツ』が7日に報じている。
アレオラの移籍先候補として名前が挙がっているのはフルアムだという。フルアムは2019-20シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)を4位で終え、昇格プレーオフを勝ち抜き2018-19シーズン以来となる1部復帰が決定。新シーズンの守護神候補としてアレオラに注目しており、1年間のレンタル移籍という条件で交渉を行なっているようだ。
現在27歳のアレオラはPSGの下部組織出身。レンヌ、ビジャレアルなどへのレンタル移籍を経て、2016-17シーズンから徐々に出場機会を確保。3年間PSGの守護神に君臨した。2019年夏にコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが加入したことを受け、2019-20シーズンはレアル・マドリードでプレー。ベルギー代表GKティボー・クルトワの控えに甘んじたものの、公式戦通算10試合で“白い巨人”のゴールマウスを守った。
今オフ、アレオラはレアル・マドリードへのレンタル期間を満了し、PSGへ復帰することが決定していた。しかし、PSGはナバスを正守護神、セビージャから完全移籍で獲得したスペイン人GKセルヒオ・リコをバックアッパーとして考えており、アレオラは事実上の構想外となっている。果たして、アレオラは自身にとってキャリア初となるイングランドでのプレーを選ぶのだろうか。去就に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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