オーバメヤン、タイトルの価値について持論を展開「トロフィーがなくとも…」

　アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、タイトルについて語った。6日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　今シーズン、オーバメヤンはここまでリーグ戦で17ゴールで得点ランキング1位タイ。個人としては2年連続の得点王へゴールを量産しているが、チームはプレミアリーグで10位に沈んでいる。アーセナルは先日ヨーロッパリーグの敗退も決まり、今シーズンで獲得の現実味を帯びるタイトルはベスト8まで勝ち進んでいるFAカップのみとなっている。

　今回の取材に応じたオーバメヤンは、タイトルが持つ価値について、自身の考えを以下のように語った。

「僕はストライカーだから、常に自分の立場や価値を示したいと考えている。そしてトップストライカーになるために、必ずしもトロフィーが必要だとは思わないね」

「それが価値を強める可能性もあるが、僕はトロフィーがなくとも素晴らしい選手を多く見てきた。彼らを心から尊重しているよ。もちろん、選手として優勝できればそれ以上のことはないとも思うけどね」

「リーグ戦でトップ4入りが可能か？もちろんそれはできると思うね。昨シーズンの僕たちがトップ4から10ポイント落としたように、最後まで何が起きるかは分からない。とにかく集中して、チームの目標を達成したいと考えているよ」

　アーセナルに加入し3シーズン目ながら、未だイングランドでタイトルを獲得できていないオーバメヤンは、果たして今後トロフィーを掲げることができるのだろうか。