アーセナル、来年1月のエジル放出を希望？　年棒全額負担も検討か

　アーセナルが元ドイツ代表MFメスト・エジル放出を画策しているようだ。29日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

　エジルは今年7月、ロンドン北部ゴルダーズ・グリーン地区を車で走行中にバイクに乗った2人組の強盗に襲われるという事件に巻き込まれていた。同僚のボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFセアド・コラシナツが立ち向かい、追い払ったことで両選手は無傷で避難していたが、この事件も影響し今季序盤はメンバー外となることが続いていた。15日に行われたプレミアリーグ第5節のワトフォード戦で今季初出場を果たしたものの、ここまでの公式戦では2試合の出場にとどまっている。

　チーム内最高額となる35万ポンド（約4640万円）の週給を受け取っているエジルが、ウナイ・エメリ監督のファーストチョイスに選ばれず欠場が続いている状況に、クラブは同選手のレンタルでの放出を検討しているという。

　エジル自身はアーセナル残留を望んでいるようだが、クラブは同選手が現在受け取っている年棒を全額負担する形での放出も視野に入れていることが報じられている。