今夏の移籍が噂されるコウチーニョだが… [写真]=Getty Images
バルセロナは今夏の移籍が噂されるブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョについて、1億ポンド(約141億円)以下での売却は認めない方針のようだ。14日にイギリス紙『デイリーメール』が報じた。
コウチーニョは2018年1月にリヴァプールから1億4500万ポンド(約205億円)の移籍金でバルセロナに加入したものの、これまでの18カ月で金額に見合う活躍を披露することはできず、今夏の放出が噂されている。
同選手についてはチェルシーがベルギー代表MFエデン・アザールの後釜として獲得を狙っている模様だが、交渉は一筋縄ではいかないと見られている。
まず、チェルシーは18歳未満の海外移籍に関するFIFA規則に反したとして、今後2回の移籍市場における補強禁止処分を受けている。今後はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する可能性が残されているが、この問題をクリアしなければ同クラブは新たな選手を獲得することはできない。
そしてもう一つの壁が金額面だ。同紙によればバルセロナは1億ポンド以下のオファーは受け入れない意向とのこと。また、チェルシーはコウチーニョに週給24万ポンド(約3400万円)を支払う必要があると伝えられている。