2018.11.10

伝統の“マンチェスター・ダービー”について知っておきたい7のこと

マンチェスター・C、マンチェスター・U
今季初となる“マンチェスター・ダービー”が開催される [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 11日に行われるプレミアリーグ第12節では、マンチェスター・Cマンチェスター・Uによる“マンチェスター・ダービー”が開催される。ホームのマンチェスター・Cは9勝2分け0敗、勝ち点29で首位に立つ。対するマンチェスター・Uは6勝2分け3敗、勝ち点20で7位。勝ち点9の差がある両チームだが、ダービーに順位は関係ないだろう。注目の大一番を制するのは、果たしてどちらか。試合に向けて、知っておきたい7つのポイントを紹介する。

【176回目のダービー】

両チームの初対戦は、今から124年前のこと。1894年11月3日に2部リーグで初めて戦い、マンチェスター・Uが5-2で勝利した。その試合から数えて、公式戦176回目の“マンチェスター・ダービー”となる。通算成績は、マンチェスター・Uが72勝52分け51敗と大きくリード。さらに最近8度の対戦でも、4勝2分け2敗と勝ち越している。しかし、プレミアリーグでの過去10対戦は、マンチェスター・Cが5勝2分け3敗と上回っている。

【アウェイチームが有利?】

マンチェスター・U

前回対戦で決勝点を挙げたスモーリング [写真]=Getty Images

このダービーに“地の利”は存在しないようだ。リーグ戦では、過去6試合連続でホームチームが勝てていない(2分け4敗)。昨季も2試合ともにアウェイチームが勝利した。今年4月の前回対戦では、マンチェスター・Uが敵地エティハド・スタジアムで3-2と逆転勝利。勝てばリーグ優勝決定だったマンチェスター・Cは2点のリードを奪いながら、まさかの敗戦を喫した。

【リベンジなるか!?】

昨季のプレミアリーグ王者であるマンチェスター・Cは、今季も絶好調。リーグ戦では開幕11試合を終えて無敗をキープする。昨季から数えれば、17試合連続で負けがない。ただ、最後に敗れた相手はマンチェスター・U、前回のダービーマッチでのことだった。もちろん、同じ相手にホームで2連敗することは許されず、リベンジを果たせるか否かが注目される。

【ペップ対ジョゼ】

グアルディオラ、モウリーニョ

(左)グアルディオラ監督と(右)モウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

“マンチェスター・ダービー”と言えば、ペップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョの因縁対決に最も注目が集まる。名将として知られる両監督の直接対決は、今回で22回目。2009年の初対戦以降、21戦して10勝6分け5敗(*PK戦勝利を1勝とカウント)と、スペイン人指揮官が勝ち越している。ただし、“マンチェスター・ダービー”での成績は、互いに2勝1分け2敗と全くの互角である。

【ストライカー対決】

アグエロ、マルシャル

(左)アグエロと(右)マルシャル [写真]=Getty Images

両チームともに、調子の良いストライカーを抱えている。マンチェスター・CのFWセルヒオ・アグエロは今季プレミアリーグで7得点をマーク。チェルシーのFWエデン・アザール、アーセナルのFWピエール・エメリク・オーバメヤンと並んでリーグ首位に立つ。なお、“マンチェスター・ダービー”は過去11試合に出場して8ゴールを記録。今回も一発はあるだろうか。一方、マンチェスター・Uの運命は、プレミアリーグで4試合連続得点中のFWアントニー・マルシャルの右足に懸かっていると言っても過言ではない。今回の一戦でもゴールを奪えば、クラブ史上7人目の“5戦連発”となる。これまで“マンチェスター・ダービー”では得点がないが、初ゴールが決勝点となれば最高のシナリオだろう。

【タリズマンは?】

ラポルテ、スモーリング

(左)ラポルテと(右)スモーリング [写真]=Getty Images

「勝負は時の運」という格言があるように、単純な実力差が勝敗に直結するとは限らない。特にビッグマッチでは、運を引き寄せることも大事になってくる。そういう意味で、両チームに存在する“タリズマン(=お守り)”には要注目だ。マンチェスター・CはDFアイメリク・ラポルテが出場したプレミアリーグで負け知らず。同選手が出場した20試合は、18勝2分け。ホームゲームに限れば、11連勝中と圧倒的な成績を誇る。一方、マンチェスター・UではDFクリス・スモーリングが“影のキーマン”となるか。彼がプレミアリーグで得点を挙げた試合はすべて勝っている(11勝)。前回ダービーで逆転劇を完結させるゴールを挙げたのも、スモーリングだった。どちらがチームに幸運をもたらすのか目が離せない。

【予想オッズは?】

イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、この試合の勝敗予想オッズを発表。日本時間9日17時時点で、マンチェスター・Cの勝利には「1.4倍」、マンチェスター・Uの勝利には「7倍」、そしてドロー決着には「5倍」のオッズがついている。戦前の予想では、首位に立つホームチームが優勢と見られている。なお今節、ホームチームの勝利オッズがもっとも低いのは、リヴァプール対フルアムで「1.1倍」。マンチェスター・Cの「1.4倍」はそれに次ぐ2番目の低さであり、それほど彼らの勝利が濃厚とされている。

(記事/Footmedia)

記事中の得点ランキングの選手名に誤りがございましたので、訂正いたしました(10日20時43分)。

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