チェルシー残留を望んでいることを明かしたD・ルイス [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するブラジル代表DFダヴィド・ルイスが、同クラブ残留を望んでいることを明かした。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
D・ルイスは2017-18シーズン、ひざに負傷を抱えていたことや、たびたび噂されていたアントニオ・コンテ前監督との“不仲説”の影響もあり、2月5日に行われたプレミアリーグ第26節のワトフォード戦を最後に出場機会を失っていた。
そうした状況にD・ルイスは、今夏の移籍を求めていることが報じられていたが、チェルシー残留を希望していることを明言した。
「チェルシーにいるために戻ってきた。パリ(サンジェルマン)から戻ってくると決めた時には、チェルシーでプレミアリーグを優勝することや何か大きなことを成し遂げたいと考えていた。だから、僕はここにいることができてとても嬉しいんだ」
「(マウリツィオ)サッリ(監督)の哲学は大好きだ。ポゼッションをしながら、戦術的に高い位置でプレーすることを求めている。彼は自分の哲学を僕たちに落とし込もうと毎日懸命に教えてくれている。新しい哲学を実践するにはいつも時間がかかる。でも、それは僕たち次第というところもある。もし、僕たちが毎日集中して練習に取り組めば、より早く吸収することができると思う」
現在31歳のD・ルイスは、2011年冬にベンフィカからチェルシーへ移籍。同クラブでは公式戦通算142試合に出場し12得点を記録した。その後、2014年夏に約5000万ポンド(約72億円)の移籍金でパリ・サンジェルマンへ加入。守備陣の中心選手として、リーグ・アン優勝などを経験した。
そして、2016年夏の移籍市場最終日、チェルシーに3200万ポンド(約47億円)の移籍金で電撃復帰。16-17シーズンはリーグ戦33試合に出場し、プレミアリーグ優勝に貢献した。しかし、昨シーズンはリーグ戦10試合の出場にとどまっていた。
By サッカーキング編集部
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