アーセナルからチェルシーに移籍したオリヴィエ・ジルー [写真]=Getty Images
冬の移籍市場でチェルシーに移籍したフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、ドルトムント、セビージャ、ローマからオファーがあったことを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が4日に伝えている。
アーセナルに所属していた31歳のジルーは、冬の移籍市場でチェルシーへ移籍した。同選手はフランスTV局『テレフット』のインタビューに応じ、リーガ・エスパニョーラからはセビージャが、ブンデスリーガからは日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが、セリエAからはローマが、自身にオファーを提示していたことを告白。強豪からのオファーでなかなか移籍先を決めれなかったことを明かした。また、コンテ監督が決断の大きな理由になったことも語った。
「ドルトムントからのオファーがあったし、セビージャからも興味があった。ローマは僕の代理人に連絡をしてきたよ。たが、(アントニオ・)コンテ監督が僕にオファーを出していることが、僕の選択の理由だ。コンテ監督が僕と一緒に仕事をしたいと言ってくれたこと。それが僕の決断の理由で、はっきりしているよ。コンテ監督が僕を高く評価してくれていることを理解している」
また、アーセナルのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン獲得が自身の決断に影響を与えたことも認めた。
「(アーセン・ヴェンゲル)監督が新しいストライカーを欲しいと思っていたということも理由としてはある。オーバメヤンを含めアーセナルには3人のトップストライカーがいたから、クラブを出ることを決めた。プレミアリーグでプレーしたいと思っていたし、チェルシーは素晴らしいチャンスだった」