2018.01.17

イングランド初! 一度はオフサイド判定も…VARでゴールが認められる

ジョナサン・モス
イングランド史上初VARによってゴールが認められた [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 イングランドサッカー界で史上初めて、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってゴールが認められた。17日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 16日に行われたFAカップ3回戦再試合で、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとフリートウッド(3部)が対戦。すると、レスターの1点リードで迎えた77分に、先制点を挙げたナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョが再びネットを揺らす。副審が一度はオフサイドと判定したが、ビデオ判定の結果ゴールが認められ、追加点が決まった。

 イングランドでは今年に入ってから、FAカップとカラバオ・カップ(リーグ杯)の2大会でVARが試験導入されている。この新システムが実際の試合で使われたのは、レスター対フリートウッド戦で3試合目となった。

 イングランドで“VARによってゴールを決めた初めての選手”となったイヘアナチョは、「オンサイドかオフサイドかは自分では分からなかったけれど、リヤド(・マフレス)が『オンサイドだ』と言ったように思ったので、ゴールを決めることに集中した。そこからは、待つことしかできなかったね」とコメント。VARの存在に関わらず、プレーを続行することにこだわっていたと明かした。

 またレスターを率いるクロード・ピュエル監督は、「完璧だと思う。良い判定、良いゴールだったし、我々にとっても良かった。それほど待たされたとは思わない。ゴールネットが揺れてから、最終判定が下されるまでの時間はほとんどなかった」と、VARの運用について称賛のコメントを残した。

 一方、フリートウッドのウーヴェ・レズラー監督は、VARに否定的な見方を示している。ドイツ出身の同監督はすでに正式導入されているブンデスリーガを引き合いに出して、「ドイツでの話も聞くが、決して良いことばかりじゃないようだ」とコメント。続けて、「今回のプレーは、VARを使ったとしても、オフサイドか否か区別がつかないほどの微妙な判定だった。これ以上サッカーは複雑になってほしくない。サッカーはすでに美しい。VARを使ったとしても、判定に100パーセントの確信を持つことはできない」と語り、新たなテクノロジーの導入に伴う“負の側面”を強調した。

 なお、試合はレスターが2-0で勝利。同クラブは4回戦に進出し、次戦はピーターバラ(3部)と対戦する。

(記事/Footmedia)

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