2017.12.25

元アーセナルのDFが衝撃の現状を告白…家も財産も失って服は手洗い、床で就寝

エブエ
アーセナルではムードメーカーとして愛されたエブエ [写真]= Getty Images
サッカー総合情報サイト

 かつてアーセナルで活躍した元コートジボワール代表DFエマニュエル・エブエが、生活に困窮する現状を明かしている。イギリスメディア『デイリーミラー』が、24日付で報じている。

 同メディアによると、現在病気によってプレーができない状況のエブエは、妻との間で起きた離婚裁判に敗れ、ほぼ全ての財産を失ってしまったという。同選手が家族と住んでいた北ロンドンの自宅の所有権の期限は3週間前に過ぎたが、思い出深いこの邸宅は既に妻によって売りに出されているそうだ。

「僕には弁護士や代言人を今後も雇っていられるお金はない。この家を買うまでに苦労してきたものだけど、今は怖いんだ。僕は自分の服や、持っている他のものを売るつもりはない。今置かれている状況はフェアなものじゃないからね。僕は最後まで戦うよ」

 他に住居を持たないエブエは現在もかつての自宅で暮らしている模様だが、警察の目を逃れるため、友人女性の家と往復しながら生活しているという。今では洗濯機すら持っていない同選手は衣類を手洗いし、時には床で眠りに就いているそうだ。

「友人の女性には子供がいる。彼らの邪魔はしたくないから、僕は床で寝るんだ。今はジーンズや服、その他すべてを自分の手で洗っているんだ。まるで農場で働いているみたいで、難しいよ」

 今でもテレビを見ることはあるが、アーセナル時代のチームメイトでもあった元フランス代表FWティエリ・アンリ氏らが解説者や選手として映っているのを見ると、複雑な感情が込み上げてくるという。

「テレビでティエリを見るとその活躍ぶりを嬉しく思うけれど、自分の現状が恥ずかしくもなる。ともにプレーしたり、対戦した友人たちを見る度に、自分自身に『僕もそこにいないといけないんだ』と語りかけてしまう。見ているのが辛いよ」

 お金の使い方を教えてくれる人が誰もおらず、妻の主張に流されるままだった若き日の自らについて「素朴すぎた」と形容したエブエは、アフリカ出身の若い選手たちが自身の過ちから学んでくれることを望むと語った。

 インタビューの最後にエブエはサッカー選手として復帰したいという希望を明かしたが、アーセナルやイングランドサッカー選手協会(PFA)がなんらかの仕事を与えてくれるなら、喜んで応じるという姿勢も示している。

「神様には今でも感謝しているよ。僕はまだ生きていられるんだからね。自分の身に起こったことは、決して望んでいたものじゃない。僕は、他の誰にもこんな経験はしてほしくないと願っているよ」

「僕を助けてくれるならどんな場所でも応じるけれど、かつてプレーしたクラブが僕を助けたいと考えてくれるなら、とても、とても幸せなことだ。僕は、若い選手たちの助けになれるんじゃないかな?」

「過去に代理人と金銭トラブルになったとき、PFAが力になってくれた。たとえ大きなものではなかったとしても、彼らが僕に仕事を与えてくれるのなら…」

「僕が一緒にプレーしてきた人たちと顔を合わせたら、やっぱり恥ずかしさを感じてしまうかもしれない。でも、僕はやるよ」

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