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【コラム】節目の10節を終えたプレミアリーグ…マンCが早くも独走態勢へ

10節終了時点で首位に立つマンチェスター・C [写真]=Getty Images

「我々が作った決定機の数を考えれば3ゴールは少なすぎる。優勝を狙うなら決定力を高めなければならない」

 プレミアリーグ第10節のウェスト・ブロムウィッチ戦に3-2で勝利した後、そう話したのは、首位を独走するマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督だ。

 これまで9勝1分けと、開幕から10試合の記録としてはクラブ史上最高記録を打ち立てた。10試合で35ゴールという驚異的な得点力を武器に、2位マンチェスター・Uと勝ち点5差をつけ、早くも独走態勢に入っている。

 イギリスメディア『BBC』の批評家で元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏は、そんなマンチェスター・Cについて次のように評する。

「彼らのプレーはかなりスペシャルなもので、現代サッカーのレベルを一段階引き上げたと言える。10試合で35ゴールという記録は2011年のロベルト・マンチーニ体制下で記録した10試合36ゴールに次ぐものとなったが、ウェスト・ブロムウィッチ戦での1試合におけるパス成功数、844本という記録は6年ぶりに自分たちが持つプレミアリーグ史上最多記録を更新した」

「このチームのトップレベルの選手たちは実力を最大限に発揮し、自信をもって心からサッカーを楽しんでいるだろうし、チームの一員であることを誇りに思っているに違いない。決定機の作り方、多様な攻撃のオプションが観客を魅了している。どんなチームも今のマンチェスター・Cとは対戦したくないと思っているだろう」

 ウェスト・ブロムウィッチ戦でのスコアこそ3-2と拮抗したが、マンチェスター・Cのボール支配率は78パーセント、作った決定機は15回と相手を圧倒。11月1日に敵地で行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のナポリ戦でも4-2で快勝を収め、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。

 セリエA首位のナポリを攻略した後、グアルディオラ監督は勢いに乗る自身のチームについて「ただ言えるのは『ワオ!』という表現だけ」と、満足げに笑い、次のように続けている。

「喜ばしい要素は、拮抗した試合で結果を出したということ。我々はナポリを相手に序盤から苦しんだが、0-1、2-2の局面で自分たちの個性を出し、良い結果を生み出したということだ。こうしたトップレベルの試合で90分間試合を支配することはできないが、失点した悪い場面で流れを変えることができたことは、かなり良い兆候だ。過去2週間でナポリから2連勝できたことは大きい」

 同試合で勝ち越しゴールを決めたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロはクラブ通算178ゴール目を記録し、クラブ史上最多得点記録保持者となった。

 そんなアグエロについて、グアルディオラ監督は「彼はこのクラブの伝説となった。誰しも彼の記録に敬意を表するし、誇らしく思う。彼には大きな称賛を送りたいし、今後もプレーを楽しんでほしい」と褒め称えた。

 第10節を終え、大方の予想通り『ビッグ6』が上位を占める形となったが、マンチェスター・Cと3位以下の勝ち点差は8(トッテナム)、9(チェルシー、アーセナル)、12(リヴァプール)と、すでに大きな開きを見せている。さらに現在、マンチェスター・Cは公式戦連続無敗記録をクラブ史上最多となる22試合に伸ばしており、今後の更新にも期待がかかっている。

文=藤井重隆

※データは第10節終了時点

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