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スターリング、英マンション火災の被災者に寄付「僕にとって身近な出来事」

2017.06.16

被災者への思いを語ったスターリング [写真]=Action Plus via Getty Images

 マンチェスター・Cのイングランド代表MFラヒーム・スターリングが、ロンドン西部の24階建て高層マンションで、14日未明に発生した大規模火災の被災者に対して寄付を行うことが明らかになった。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 火災が起きたのは600~800人が入居していたグレンフェルタワー。同メディアの報道によると、これまでに少なくとも17名の死亡が確認され、80人近くが病院で治療を受けており、今後さらに死者数が増えるおそれもあると見られている。

 現在22歳のスターリングはジャマイカのキングストンで生まれたが、ロンドンの北西部で育った。2003年からQPR(クイーンズ・パーク・レンジャース)でキャリアをスタートさせ、2010年からはリヴァプールの下部組織へ。2012年3月にトップチームデビューを果たし、2015年7月にはマンチェスター・Cへと移籍した。今シーズンの公式戦では47試合に出場して10ゴール、イングランド代表としてもこれまで32試合に出場して2得点を挙げている。

 スターリングは『BBC』の取材に対して「今回のことはすごく深刻で悲しい出来事。僕にとっても身近で、決して簡単には飲み込めない事態なんだ。僕にできる一番の方法で助けになりたかった」とコメント。

「小さな一歩かもしれないが、それが合わされば大きな変化になる。被災者のご家族、そして家を失くした人たちに哀悼の意を表したい」と続けている。

 スターリングがサッカーを始めたQPRのホームスタジアム、ロフタス・ロードは、火災のあったグレンフェルタワーからほど近い場所にある。

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