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リヴァプール、サウサンプトンに謝罪…交渉前に選手と不正に接触か

2017.06.08

リヴァプールが不正に接触していたとされるファン・ダイク [写真]=Getty Images

 リヴァプールは、獲得間近と報じられていた日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンでプレーするオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに不正な方法で近づいていたとし、同選手の獲得から手を引くことを発表した。7日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、ファン・ダイク獲得を今夏の優先事項と考えており、選手本人もリヴァプール行きを望んでいると報じられていた。しかし、同クラブは、同選手を他クラブに先駆けて獲得するために、不正な方法で接触していたとされている。

 移籍のルールでは、どのクラブとも契約をしていない場合、あるいは所属元のクラブと獲得を望むクラブが合意に達した場合にのみ、選手との直接交渉が認められている。リヴァプールは、このルールに反していたのではないかと伝えられている。

 リヴァプールは同クラブの公式サイトで「リヴァプールは、サウサンプトンに対して誤解を招いてしまったことで謝罪したい。我々は、ファン・ダイクに関することで、サウサンプトンのオーナー、ディレクター、ファンにお詫びしたい。我々はサウサンプトンの立場を尊重し、同選手への関心が無くなったことを表明する」とサウサンプトンに対し謝罪し、ファン・ダイク獲得からは手を引くことを明かした。

 サウサンプトンは、一貫してファン・ダイクを放出しないと明言していたが、同選手にはリヴァプールの他にマンチェスター・Cやチェルシーが関心を寄せていることが報じられており、去就が注目されている。

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