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マンUが代表チームとの情報共有を拒否?代表監督「強制はできない」

2017.06.05

情報の漏えいを危惧するマンUに一定の理解を示したサウスゲート監督 [写真]=Getty Images

 イングランドサッカー協会(FA)は先月25日、6月に行われる2018 FIFAワールドカップロシア欧州予選と国際親善試合に向けた招集メンバーを発表した。そこで4選手が招集されたマンチェスター・Uとの間にわずかな問題が発生したようだ。イギリス紙『インディペンデント』が報じた。

 今回、DFフィル・ジョーンズ、DFクリス・スモーリング、MFジェシー・リンガード、FWマーカス・ラッシュフォードの4名が招集を受けたマンチェスター・Uだが、それぞれの選手のフィットネスデータをFAに提出することを拒否した模様。

 報道によるとマンチェスター・Uは、これまでのイングランド代表のスタッフがプレミアリーグのトップクラブから選出されるという事実を考慮し、自クラブの選手の情報漏えいを危惧したようだ。

 この問題に関しては、イングランド代表の指揮官を務めるガレス・サウスゲート監督は「(フィットネスデータを)提出すること自体は問題ではない。それが他クラブに漏れる可能性があるという認識が問題だ」と、データの提出を拒否するクラブに一定の理解を示した。

 しかし、FAはすでにこのような問題を解決するため具体的な動きを見せている模様。今回招集を受けたスタッフの中でプレミアリーグのクラブに所属する人物は、チェルシーのアシスタントコーチであるスティーブ・ホランド、クリスタル・パレスのGKコーチのマーティン・メレソンのみとなっており、漏えいが起きる可能性は極めて低い状況にあるようだ。

 同監督は「選手たちが初めてキャンプに来る時にトレーニングスケジュールを組むにはそういった情報がどうしても必要になる。特にここ数週間の情報はとても大切だ。しかし、我々は提出を強制することはできない。クラブとの合意が必要なんだ」と、クラブに対して理解と協力を求めるコメントを残した。 

By サッカーキング編集部

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