2017.05.27

【チェルシー戴冠への道】コンテと仲間たちは栄光の“ダブル”に向かって突き進む

[写真]=Chelsea FC
サッカー総合情報サイト

 あの伝説のチームと、どっちが強いのか?

 アントニオ・コンテ監督に導かれ、圧倒的な強さでプレミアリーグ優勝を果たした今シーズンのチェルシーに対し、イングランドのメディアではそんな議論がかわされている。伝説のチームとは、他ならぬ2004-05シーズンのチェルシーである。

 今回のコンテと同じようにプレミア初参戦だったジョゼ・モウリーニョが率いた当時のチームは、今も破られていないリーグ歴代最多の勝ち点「95」を積み重ね、トロフィーを手にした。コンテのチームは勝ち点「93」で、その記録には惜しくも届かなかった。しかし、シーズン「30勝」はリーグ新記録で、当時のチーム(29勝)が持つ記録を塗り替えた。また38試合15失点と圧倒的な堅守を誇ったのがモウリーニョ・チェルシーなら、38試合85得点のコンテ・チェルシーは攻撃力で当時(72得点)を上回っている。どちらが上かという議論に終わりはないが、いずれにせよ、それほどまでに今のチェルシーは強いということだ。

 その両チームでプレーした唯一の選手、ジョン・テリーが大観衆からのスタンディングオベーションで盛大に見送られ、そのテリーと後継者のギャリー・ケイヒルが優勝トロフィーを掲げて、スタンフォード・ブリッジでのリーグ最終節は感動の中でその幕を閉じた。

 しかし、今シーズンの戦いはまだ終わっていない。今週末、聖地ウェンブリー・スタジアムで、同じロンドンに居を構える宿敵アーセナルとのFAカップ決勝が残っているのだ。

[写真]=Chelsea FC

 FAカップは1871年に始まった世界最古のサッカートーナメントだ。136回目を迎えた今回も、アマチュアからプロまで実に736クラブが参加した由緒ある大会である。
 シードにより3回戦から登場したチェルシーは、ここまで3部ピーターブラ、2部ブレントフォード、2部ウォルヴァーハンプトンを順当に破ると、続く準々決勝ではマンチェスター・ユナイテッド、準決勝ではトッテナムと、2つの優勝候補を撃破してきた。2007年〜12年にかけての6大会で4度も優勝したチェルシーだが、その後のここ4年は思うように勝ち上がれていなかった。決勝にコマを進めたのは、最後に優勝した11-12シーズン以来、5年ぶりとなる。そして、その間にFAカップの主役を担っていたのが、最近3大会で優勝2回のアーセナルだ。

 FAカップの決勝でチェルシーがアーセナルと戦うのは、2002年に続いて今回が2度目となる。前回はティエリ・アンリやデニス・ベルカンプ、パトリック・ヴィエラなどを擁して黄金期を築いていたガナーズが、レイ・パーラーとフレデリック・リュングベリのゴールで2-0と勝利。現在チェルシーが目指しているプレミアとのダブル(2冠)を達成した。

 それから15年が経ち、当時はまだ若かったヴェンゲルはいまや、自宅のキャビネットに飾るFAカップの優勝メダルを6個に増やしている。最近は進退問題で騒がれているとはいえ、FAカップのスペシャリストと言っていい。かたや伝統の大舞台に立つのは初となるコンテにとっては、この上なく手強い相手と言えるだろう。
 ただ、言い換えれば相手にとって不足はない。

 思えば、チェルシーの快進撃は「アーセナル戦から始まった」と言っていい。昨年9月、チェルシーは敵地でアーセナルに0-3の完敗を喫し、プレミアの8位まで転落した。その試合の後半途中に、コンテはそれまで使っていた4-3-3のシステムを捨てて、3バック採用に踏み切ったのだ。

 その後の変貌ぶりは周知の通り。スタートから最終ラインに3枚を並べるようになった翌節ハル戦から、年が明けるまでチェルシーは怒とうの連勝を飾って一気に首位へと躍り出た。積み重ねた連勝の数は、アーセナルが持つ1シーズン内のプレミア記録に並ぶ「13」まで伸びた。そして迎えた2月、スタンフォード・ブリッジで行なわれたアーセナルとのシーズン2度目の対戦で、生まれ変わったチェルシーは3-1の勝利を収め、雪辱を晴らしているのだ。

 そのゲームで決勝点を奪ったのが、エデン・アザールだった。センターサークルからドリブルを開始し、たった1人でゴール前まで突っ走って決めた圧巻のスーパーゴールを覚えているファンもいるはずだ。今シーズン、アザールがゴールを決めた公式戦は15戦全勝。シーズンの最後を締めくくる今回の大舞台でも、ブルーズが誇る10番が有終の美を飾る姿を想像せずにはいられない。

 1年間、張りつめた空気の中で戦い続けてきた選手たちが、心身ともに疲労が限界に近いことは間違いない。そんな中で最後の決戦に挑むブルーの勇者たちには、こんな言葉を送りたい。

『Push The Limit』

 限界を超えていけ―−−−。プレミア王者を支えるパートナー、横浜ゴムがタイヤ作りに懸ける情熱とチェルシーの強さを重ね合わせて謳ってきたキャッチフレーズである。そのスピリットを持って、コンテと仲間たちは栄光の“ダブル”に向かって突き進むのだ。

■YOKOHAMA TYRES × CHELSEA FC

横浜ゴムは『Push the limit』という全5作からなる新ショートムービーシリーズでチェルシーを応援中!

『Push the limit』とは、YOKOHAMAのタイヤ作りのポイントをCHELSEA選手の特徴になぞらえて作った動画で、シーズン終了時までに2週間毎にチェルシー及び横浜ゴムのSNSにて新作を配信予定。ディエゴ・コスタ、ウィリアン、カンテに続き、第4回目はコンテ監督のムービーを配信中!

詳細はここでチェック!
http://www.y-yokohama.com/chelsea/

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