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移籍か残留か…去就決断が迫るマンUルーニー「ほとんど決めている」

2017.05.26

EL決勝の行方をピッチ脇で見守るルーニー [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、自身の去就について「ほとんど」決断に至っていることを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』や『BBC』が25日に報じた。

 2004年夏に当時18歳で加入して以来、マンチェスター・Uで活躍を続けてきたルーニー。31歳となった今シーズンは今年1月にクラブ通算250得点に到達し、ボビー・チャールトン氏が樹立していたクラブ歴代最多得点記録を更新した。名実ともにクラブレジェンドの地位を確立してきたが、最近は出場機会が激減していることで移籍の噂が絶えない。

 ルーニーは去就について、「イングランドや国外から多くのオファーを受けている」と移籍の可能性も示唆。「今後数週間で決断しなければいけない。家族と話をして決めるつもりだ」と説明し、さらに記者から決断はしているかと念押しされると、「ほとんど、だね」と明かしている。

 今シーズンはジョゼ・モウリーニョ新監督の下、プレミアリーグで25試合出場5ゴールにとどまった。初優勝を果たした24日のヨーロッパリーグ(EL)の決勝では、試合終了間際の90分に投入されており、その姿は一時代の終焉さえ感じさせた。

「もちろんプレーしたいし、ピッチにいたいよ」と語るルーニー。「若い頃の自分ならもっとイライラしていただろうね。でも今はクラブにとって何が正しく、何が必要かを理解しているし、それを尊重している。もちろん、EL優勝の一員になれて嬉しいし、どんな形でもクラブのトロフィー獲得に貢献できたのは嬉しい。それが昨シーズンやこの18カ月でのやり方だった。それを続けていくか、それともレギュラーとしてプレーできる場所に行くか、その決断を下さなければいけない」と話した。

 もちろんマンチェスター・Uに残留する可能性もある。同選手は今年2月に中国から週給60万ポンド(約8700万円)のオファーを受けたと噂されていたが、正式な声明を出して報道を一蹴。さらに今月にも「このクラブに13年間所属しているんだ。もちろんこのクラブでプレーしたいよ」と残留希望を明かしていた。さらにモウリーニョ監督もEL決勝後に、「昨日彼と話をして、来シーズンも間違いなく居場所はあると言ったよ。我々にとって、とても重要な選手だ。残留してくれたら、とても嬉しいよ」と主将の重要性を強調していた。

By サッカーキング編集部

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