アーセナルがサウサンプトンを破り5位浮上を果たした [写真]=Getty Images
延期分のプレミアリーグ第26節が10日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンとアーセナルが対戦した。吉田はセンターバックで先発出場している。
10位のサウサンプトンが、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指す6位アーセナルをホームに迎えての一戦。前半はサウサンプトンが攻勢に出るが、ゴールは奪えず、スコアレスのまま折り返すと、後半に入って主導権を握ったアーセナルが先制に成功した。
60分、メスト・エジルがペナルティエリア手前中央でグラニト・ジャカからのパスをダイレクトで繋ぐと、これを受けたアレクシス・サンチェスが華麗なターンでエリア内に進入。引きつけた吉田とジャック・スティーブンスの両センターバックをキックフェイントでかわし、左足シュートでゴールネットを揺らした。

先制点を決めたサンチェス。今季リーグ20点目となった [写真]=Getty Images
その後も攻勢に出るアーセナルは80分にダニー・ウェルベックを下げてオリヴィエ・ジルーを投入。するとその3分後、サンチェスの左サイドからのクロスを、ファーのアーロン・ラムジーが頭で折り返すと、中央でフリーのジルーがヘディングシュートを叩き込み、追加点を決めた。

追加点を挙げたジルー。6試合ぶりの得点となった [写真]=Getty Images
試合はこのまま終了し、アーセナルが敵地で2-0の勝利。2連勝でマンチェスター・Uを抜いて5位浮上を果たした。CL出場権獲得圏内の4位マンチェスター・Cとは勝ち点差「3」となっている。一方、敗れたサウサンプトンは5試合勝利から遠ざかる結果となった。なお、吉田はフル出場している。