プレミアリーグのクラブへの移籍を希望していると報じられた原口元気 [写真]=Bongarts/Getty Images
ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表MF原口元気が、プレミアリーグのクラブへの移籍を希望しているようだ。ドイツ紙『ビルト』が11日に報じている。
今シーズン、ブンデスリーガ第28節終了時点で26試合に出場(先発は21試合)し、1ゴールを記録している原口。5位につけるヘルタ・ベルリンで中心選手として活躍し、日本代表でも定位置を掴んでいる。
同紙は、原口がヘルタ・ベルリン内で3番目に速いスピード(時速34.4キロメートル)を記録していることを紹介しつつ、直近の数試合については批判的な評価を記している。同選手は今月5日のブンデスリーガ第27節ボルシアMG戦で66分に途中交代となり、9日の第28節アウクスブルク戦ではベンチスタートで出場機会を得られなかった。
今回の報道によれば、原口は今、頭の中に問題(悩みの種)を抱えているという。同選手はプレミアリーグのクラブへの移籍を夢として抱いており、ヘルタ・ベルリンとの契約延長交渉を中断している模様だ。現行契約は2018年までとなっているが、クラブ側は昨年末に3年の延長オファーを提示。しかし同選手に対してはヨーロッパの多くのクラブから打診があると伝えられている。
同紙は、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、コンスタントに出場機会を得ている選手を好んで起用すると指摘。プレミアリーグで過去に活躍した日本人選手が少ないことにも言及し、移籍にはリスクが伴うと記している。